テーマ:リウマチ(167)
カテゴリ:インドで入院治療
インドでは梅雨の晴れ間を6日間、満喫しています~♪
と言っても、まだ日光と風を避けて室内での生活ですが やっぱり晴れると気持ちがいいし 洗濯物も乾いて戻ってくるので快適です☆ 先日どしゃぶりの大雨が降った翌日 ハウスキーピング(お部屋のお掃除&洗濯係) の女性たちが突然来なくなり、ドクターたちも 「電話連絡もつかなくて困っているんだ」 ということで 3日目には1人戻り、少しずつ戻ってきたのですが 仕事に来れなかった理由は、なんと 大雨でおうちが壊れちゃって 修復作業で大変だったとか… 近くの村から働きに来ている作業者たちは 住んでいるお家も簡易なものなのだそう。 どんな暮らしなんだろう。。。 お部屋係さんたちが不在になったと同時に 室内にアリが入って来るようになって 蟻たちも雨で家が壊れちゃったかな~ なんて呑気に構えていたのですが ちょっと数が増えてきたのでドクターに相談すると 「侵入口にターメリックをまきましょう」 とウコンの粉末をテラスへの出入口付近や 部屋の隅々に撒いてくれたら 日に日に減って行って、雨も上がり もう大丈夫だね、なんて話していた頃でした。 晴れ間が2日ぐらい続いた頃、日が暮れてから 部屋にアリが入って来始めた感じだったので 寝る時、ベッドの上につるした蚊帳の 裾が床につかない(蟻が登ってこない)ように 気をつけて、眠りにつきました。 夜中にふと目が覚めると、まだ0時過ぎで また眠りに戻ろうとすると、ちょっと痒みを感じて 足先をパチン、…こんどは手をパチン、 しばらくすると肩のあたりがムズムズして パチン… 30分ぐらい寝られなかったのですが 蚊の羽音は聞こえないし… アリが入っちゃったかなぁ…?と思いつつも そのうち眠りに落ちて、朝になりました。 5時半に起きてトイレに行って、 ベッドのところに戻って電気をつけると ヒャア!(息を呑んでしまった) 私が寝ていた周りがザワザワ黒くなっていて たくさんのアリ! (幸い小さいタイプ) 特に枕に集中していて そこだけざっと数えたら40匹ぐらい… わ~ 全部で100匹ぐらいだ~! しかも(もちろん?)テラスからベッドの所まで アリの行列が出来ていて、ターゲットは明らかに私。 クラクラしながらも、 夜中に気づかなくて良かった… (知らぬが仏) と思いながら、朝のチャンティングに参加し 終わってからドクターが 良く眠れましたか?と聞くので いや…夜中に痒くてなかなか寝付けず 起きたらベッドに蟻が100匹いました…。 と報告すると 「えぇ?!…咬まれませんでしたか?」 ええと…3か所かまれたみたいです。 「どれどれ、現場を見てみましょう。いやこれはヒドイ…」 起きてから1時間以上経っていたので ベッドから半数以上はいなくなっていて でも行列と、枕のアリ達はそのまま残っていました。 どうやら施術後、体に残っていたオイルが目当てだったらしく… 毎日のオイルトリートメントの後、シャンプー禁止で 穀物を殻ごと粉にした石鹸がわりのもので 洗われるだけなので、髪にはオイルが残っていて 枕カバーにも染みるぐらいなのです。 今までにもこういうこと、ありましたか? 同じオイル使った人とか、同じ部屋に泊った人 何人もいますよね? 「いや…あなたが初めてです。 こんな体験をさせてしまって本当にごめんなさい。 しかも良い睡眠をとらなくてはならないのに。 でも今日、完全に対処しますので安心して下さい。」 と、若いドクターに監督させて、掃除係の女性達が 念入りに対策をしてくれました。 いい香りがするので聞くと 床やテラスはレモングラスのアロマオイルを塗って テラスの下の土には、レモングラスのオイルをたらした水に ターメリックとニンニクを加えたハーバルウォーターを散布して 3重にバリケードを張ったとのこと。 化学薬品は使わないポリシーだそうで、 でもその対策はよく効きました☆ アリ100匹に囲まれて寝ていた自分を想像すると そのまま運ばれて行っちゃいそうなイメージでしたが こんなこと私が初めてだなんて 気持ち悪いというよりは、不思議な感じが強かったので …何だか蟻さんたちに祝福されたような気がしました☆ セラピストたちには 「きっとあれは蟻のヒーリングだったと思う」 と冗談を言っていたのですが 施設中で話題になった「ベッドに蟻100匹」事件でした。 アリの話ついでに、シモの話しもちょっと…? 本格治療が始まって4日目のこと。 アーユルヴェーダの「ヴァータ」「ピッタ」「カパ」 のうち「ヴァータ」を鎮める治療だったのですが ドクターから 「治療は順調で、ヴァータが下がった印に 今ピッタが上がってきています。それを下げる 効果的な方法が下剤を使用することなんですが、 明日から開始しようかと思っているんです」 と言われ、翌日。 自然にお腹がゆるくなって、くだりました。 子供のころから私はお腹がゆるくも固くもならず くだすなんて、すごい珍しいことだったのですが ドクターが、「自然に始まるとは素晴らしい… 下剤を使おうとしていたぐらいなので、今日明日は 薬でとめませんよ。 下腹が痛いだろうけれど お湯を飲んだり、お腹を温めて乗り越えて下さいね。」 食事は… 断食したほうがいいんですか? 「いや、断食は勧められません。 お粥食に切り替えるけれど、しっかり食べて 消化力とスタミナを保って下さい」 ということで、結局3日間、お粥と緑豆の煮物だったのですが その間、柔かいお粥も「よく噛んでゆっくり食べる」 ということをしていたら、普通食に戻っても 完全に咀嚼する習慣がついて思わぬギフトが☆ そして、3日間お腹をくだした結果、 膝の腫れがさらに引いたのでした。 ビックリ。 (ドクターは当然のことのように言ってましたが) 右膝が、左の2倍近く腫れていたのが 今は1.2倍ぐらいになって…嬉しい 消化、吸収(エネルギーや良質の血を作る) お通じ(解毒)、水の循環(汗や尿での解毒)… 今まであまり意識して来なかった あたりまえの体の働きが 治癒のプロセスで大活躍してくれていて 改めて感心…感謝、 身体という自然に、畏敬の念を感じている 今日この頃です☆☆☆ ドクターと、1歳半の娘さん お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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