カテゴリ:遅延型フードアレルギー
ちょうど1年前に関節炎と食物アレルギーの関係を
調べて行って探し当てた「遅延型フードアレルギー」(IgG)。 私は検査した結果「乳製品」「卵」「さとうきび」「小麦」「とうもろこし」 を完全除去して、関節炎の悪化防止に成功した感じですが 2回目の検査は 炎症が完全に治まってから (つまり完治してから♪) にしようかと思っています。 検査代も高いので☆ それよりも、去年、私の遅延型フードアレルギー検査 の直後、娘のレイカ(当時3才半)の突然の発疹がきっかけで 同じ検査を受けさせた結果、私よりも強いアレルギー反応で 「乳製品」「卵」「さとうきび」「小麦」「アーモンド」「カシューナッツ」 そして「大豆」(味噌も醤油も…) の完全除去食を 行ってきたわけですが …今考えると、レイちゃんの件があったから 代替食品やレシピを揃えて、それで私も一緒に 完全除去食ができたんだなぁ、と思いました。 毎日、プリスクールにはお弁当とおやつ3回分を持たせて 月に2回あるクッキングクラスの日には 作るものに合わせて、代替えの材料を持たせ レイカも自分がアレルギーの食品を全部覚えていて 先生やお友達に説明したり、自分から食べないようにして みんなと一緒のおやつが食べられないからと言って 泣いたりすることも無かったのですが 5月の半ば、お迎えに行った帰りの車で 「今日ね、○○ちゃんのバースデーで ケーキがあってね、レイカ食べなかったんだけど 夕方のポップコーンも、バターが入ってるから ティーチャーがダメって言って食べられなくて…」 とポロポロと大粒の涙をこぼして、初めて 食べ物のことでエーン、エーンと 大泣きしたのでした。 とても悲しそうで… 考えてみたら10ヶ月もレイちゃんがんばって来たんだな… あと、ふとこれは何かのサインかな? と思い 「ね、レイちゃん、アレルギー検査、もう1回やってみようか。 もう10ヶ月もがんばったから、良くなってるかも知れないよ。 それで、2週間待てば、検査のレポートが届くから 病院に行って、アレルギーの先生に相談してもしOKだったら、 お誕生日パーティとか、特別な時のおやつは みんなと同じもの、食べられるようになるかも知れない」 と言ってみると 泣きやんで 「うん、レイカ、アレルギー検査、やりたい。」 ということだったので 本当は1年経ってから再検査、と思っていたのだけれど 旦那さんにも相談して 翌朝オンラインで検査キットを発注しました。 その次の日には届いたので 夜レイカが寝てから、検査用の注射針で ためらわず「エイッ」と刺したらピクリともせず 今回は1度だけで、検査に必要な血液を採取できました。 2週間弱で検査レポートが届き、その結果は… 去年の7月に、これだけあった乳製品のアレルギーが 半分以上(「低い」レベル)減っていて 卵も、去年の7月は「極めて高い」アレルギーだったのが 「低い」~「中程度」まで減っていて 去年、アーモンド、大豆、カシューナッツ、小麦の アレルギー反応があったのが、そのうち アーモンド、カシューナッツ、小麦 が「非常に低い」まで下がり 大豆だけが「高い」レベルに残ってしまったけれど かなり、大幅に改善しました 早速、あらかじめ探しておいた この遅延型アレルギー検査を取り入れている 小児科・アレルギー科がある病院にレイちゃんと一緒に行きました。 というのも、これまでかかった皮膚科も、アレルギー科も 小児科も(大学病院のリウマチ科も)「遅延型フードアレルギー」 について、どうもご存知ないようだったのです。 「どうして知られていないんだろう」 という疑問も それを取り入れている小児科・アレルギー科のドクターに 質問してみると、遅延型のアレルギーは 症状が出るのが1日~2日経ってからなので 即発性アレルギーのように検証することが出来ないから …日本の医療界では取り上げられていないみたいです。 人が病気になったり(というか症状が出たり)治癒する仕組みは 科学的に証明できることだけじゃないのに…。 検査機関のあるアメリカではどうなんだろう?! ま、そのドクターと相談した結果、 小麦はもうOK、乳製品と卵は「たまに…」であればOK 大豆は、アレルギー値が高くてもお醤油など調味料は 使い始めてもOK、大豆そのものも、食べてから2~3日 観察できるようにして、週1回とか慣らしを始めても良いかも。 ということで 日々、私が用意する食事やお弁当、おやつは しばらく除去食を続けるけれど プリスクールで、誕生日パーティのケーキが出たり 特別にアイスやポップコーンが出たり お料理教室で作ったものは、レイちゃんも みんなと緒に食べられることになりました ダンスレッスンの後に皆とおやつの交換もできるね あとドクターが 「短期間でこんなに改善できたって凄いですね。 よっぽど徹底して除去されたんですね。 皆さん食事を変えるのは中々大変なようで…」 と仰っていました。 遅延型アレルギーのことを知らない普通の病院では アレルギーとは診断されない中で 自主的に除去食をしてみたわけですが 小児ぜんそくとか、アトピー皮膚炎とか、鼻炎とか その他、何か慢性的な炎症になってしまうのを 予防できたかな? でも予防したっていうのも、証明できないことだから 実践しにくいことなのかも知れませんね。 症状が出て、薬で抑えるほうが分かりやすいし… 私は…原因を探して取り除いたり、 解決したりするほうが好きだな 対処療法、予防医学、 改めていろいろ考えさせられた一件 …この10カ月でした。 レイちゃんよくがんばった お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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