|
カテゴリ:ルナちゃん
いつの日か今日の日記を読み返した時、この日の気持ちを忘れないように、自分の為に書いておこうと思います。
やはり14日の夜の先生からの話は辛かった。最初の告知では18の場合「1年」だったのに実は「1週間」や「産まれてすぐに」お別れすることになるケースが多いと言われたから… 私の中では「1年間も一緒にいられるんだ!」という気持ちが支えになってたことに改めて気が付いた。 今は、先生が私達の辛さを思い、段階を踏んで伝えてくれたんだとわかった。 「産まれてすぐに」という覚悟もしていたけど、帝王切開だと産まれたばかりのルナに会える時間は少なくなってしまう…だからこそ、少しでも長く生きられる可能性のあるNICUのある病院で産みたい!! ホントは我が家のようになりつつある、ここの病院がベストだけど… もし、受け入れ先が見つからず、不安なままこの病院で出産し、ルナに会うことさえ出来なかったら…この病院で産んだことも後悔しそうで、苦しくて不安で気持ちがついていかなくなってた。 同じように辛いはずの主人は、私の身体と心を気遣い全面サポートに徹してくれて。ずっと病室で一緒にいてくれた。二人でルナの事を思いながら。 片時も私をひとりにしないようにしてくれてるのが痛いほどわかって嬉しかったし心強いかった。 以前から優しい人だったけど、目を見てたら前よりも優しい目をしていることに気が付いた。 ルナちゃんのパパはホント素敵な人。ママもますます好きになったよ! この人と結婚出来て本当に良かったと心から思った。 夕方近くに病院の屋上へいってみた。気持ち良い天気で空がとても綺麗だった。我が家のマンションも見えた! 思わず涙が溢れだし、ルナに話しかけながら、あそこがお家だよ~と教えてあげれた。 誰もいない屋上で、大きな声でルナに話しかけ、二人して泣きながら、ルナを授かった感謝とルナの無事を願った。 思えば入院して約1ヶ月半、病室では大きな声でルナに話しかけたり、感情のまま泣くことさえ出来なかったから…泣くだけ泣いて、ルナと三人家族なんだと実感できたら、なんだか気持ちもすっきりした。 覚悟は出来た! 先生を信じて、自分たちが後悔しない道を選ぼうと! そしてその日の夜、再び先生からお話があった。 そしてまた状況は一転…いや反転くらいかも。 先生は、数多くの症例を扱ってる医療センターに18トリソミーの出産について聞いてくださっていた。 そこのセンターでも18の赤ちゃんの場合、特別なNICUに入れたりはしないそう。それだけしても赤ちゃんが辛いだけで…18って、やっぱり心臓疾患が多いらしい… 結局、そのセンターでも、今の大学病院でも、赤ちゃんの生命力にかけるような出産になる。 心臓などに大きな疾患がなければ、一年くらいは生きる子もいるし。もちろんもっと頑張ってる子だって! そして、週明けには、そのセンターで18に詳しい先生に一度診てもらえることに!! どんな診断が出ても覚悟は出来ているし、希望は捨てることもない! 今後の事はそれからだが… そのセンターでは18の場合、自然分娩だそう。 母体のリスクと、すぐに赤ちゃんに会えることを第一に考えて。それに長くお腹の中で一緒にいられるし。パパも立ち会いできるし。 もちろん、お腹の中で死んじゃうこともあるみたいだが…それは18に限らず、普通の赤ちゃんにも突然起こる可能性はある。 昨年、そのようなケースがこの病院でもあったことも教えてくれた。 結局は、ルナの生命力にかけるしかない!!ということだ! 先生にも「もし自分の子だったらどうしますか?」って聞いてみた。 そしたら「僕は自然分娩を選びます。」と。 私達も設備がどうのこうのでなくて、ルナを信じて頑張る!って結果に納得できた。どんな辛い結果になろうとも…後悔だけはしないように。 主人も「自分の子なら信じられる」と。 そしたら二人とも、とても前向きになれ、気持ちがフッと軽くなった。 今の担当医の先生は、18の子は診たことないそう。 でも先生は出来れば出産までみてあげたいと言ってくださってるし、試行錯誤しながらルナのために親身になってくれてるのが良くわかる。私達もこの先生を信頼し、感謝している。 なんだかルナは、頑張って生きてくれる気がするんだ~希望は最後まで捨てずに! まずはルナが今、どんな状態なのかもう少し詳しく調べてもらってこよう! 心臓に大きな疾患がないことを祈るばかり! 神様、希望の光をありがとうございます☆ そして…コメントくださった皆さん、本当にありがとうございます。何度も何度も読み返しながら勇気付けられています。時には感涙しながら。 本当に少しずつ…後退りしながらも、ルナちゃんママもパパも強くなっていきます! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[ルナちゃん] カテゴリの最新記事
|