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テーマ:天使ママ・天使パパ(194)
カテゴリ:月ちゃん
今までこのブログで、娘のことを「ルナちゃん」と呼んできましたが…
やっぱりママは「月ちゃん」と呼んであげたい気持ちが強くなってきたので… 今後は「ルナちゃん」改め「月ちゃん」でよろしくお願いします 先月、お空に帰っていった娘の名前は「月 菜(つきな)」といいます。 お腹にいるときから「月ちゃ~ん」とパパもママも呼びかけていました。 実は、名前を考えた時点では、お月様に対する思い入れがあったわけではなかったのですが、 月ちゃんがお空に帰ってからお月様が気になって仕方ありません 最近、「月ちゃんとお月様の不思議」を感じた出来事があったんです 先週、私の産後の一ヶ月検診がありました。 月ちゃんをオウチに連れて帰った日以来の病院に、私も複雑な思いで向かいました しかし、この病院には月ちゃんが産まれたという嬉しい思い出もあるし、ある意味、月ちゃんの全てがつまった場所。 久しぶりに会った担当医の先生はとても穏やかに「少し落ち着きましたか?」と聞いてくださいました。 私の検診は問題なし…(とはいえ、小さな子宮筋腫があり、半年ごとに検診した方が安心みたいですが)母乳の事があるので、一応、来月の四十九日法要の後にまた予約をとりました。 また来月、先生に会えると思うと…なんだかホットしたのは何故 診察が終わり帰ろうとした時、月ちゃんがお腹にいる時からとても良くしてくださった助産師のMさんに偶然会うことが出来ました Mさんは、月ちゃんに口蓋裂や発育遅延、そして18トリソミーであることがわかった時に、私を励ましてくれたり、産まれた後もNICUまで、月ちゃんに会いに行ってくれたり… そして最後、霊安室までお別れにきてくれ、月ちゃんを抱いて泣いてくれた助産師さん。 Mさんは、私に「ちょっと待ってて!」といって、自分のロッカーから手帳を取ってきて… 手帳の表紙カバーの中に挟んであったこの写真を私に見せてくれました。 そして… 「この写真ね~月ちゃんがお空に帰った日のお月様なの。 あの日、月ちゃんのこと思いながら夜空をみたら、すご~くきれいな満月でね。 おもわず写真に撮ったの。 月ちゃんから色んな事教えてもらったから… 忘れないように手帳に入れてたんだ…」と。 この月のまわりに膜がかかってる様子が、受精したばかりの卵子のようにも見えるそうです ちょうど桜の咲き始める頃だったので、この満月の下には桜並木が広がり、とても美しい景色だったんですって あの日、私には夜空の月を眺める余裕はまったくありませんでした。 でも、あの日のお月様は満月だったんだ!と思ったら… そして、Mさんがこの写真をいつももってくれてると思ったら… うれしくて涙が出てしまいました Mさんは、「また写真はプリント出来るから~」と、この写真を私にくださり、私の宝物がまた1つ増えました 本当に、月ちゃんのおかげで、Mさんのような助産師さんに会えてとても嬉しいです ひょっとしたら…この日、偶然Mさんに会えたのも…月ちゃんのおかげかも 月ちゃん、ありがとう 病院の帰りは行きの複雑な気分が一転 月ちゃんのことを覚えてくれている人がたくさんいる病院に来るのが楽しみになりました。 その日の夜、パパにMさんから頂いた写真を見せながら話していたら… んんっ 月ちゃんって生後15日でお空に帰ったよね? ってことは~産まれた日は、新月 急いで調べてみると やはり月ちゃんが生まれた日は「月齢0日」の新月でした そして…お空に帰った日は「月齢15日」の満月 お月様と共に育って、お空に帰っていったのね そう思ったら…また涙が出ちゃいました 赤ちゃんの名前は不思議なもので、その子にピッタリの名前が付けられるといいます。 最終的に決まった名前はけっして偶然の産物ではないようです。 そう。私たちの娘の名前はやっぱり「月ちゃん」だったと思いました 月ちゃんのことを知っている人は、お月様を見るたびに、月ちゃんの事を思い出してくれるんじゃないかな~ 今でも月ちゃんのことを思うと、心があたたかくなります パパもママも月ちゃんが可愛くてしかたありません まだまだ私たちの親バカっぷりは続きそうです お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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