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カテゴリ:月ちゃん
昨年の7月、月ちゃんを授かったことがわかってから、数冊の子育て関係の本を読みました
今、天使ママになり、これらの本を読んでおいて、心が少し救われている気がします。 以前、この日記でも紹介しましたが、池川クリニック院長 池川先生が書かれた 「子どもは親を選んで生まれてくる」は、妊娠中に何度も読み返し、 読む度に私の状況によって、心の琴線に触れる箇所が違いました。 子どもは親を選んで生まれてくる 最初に読んだ時は、「胎内の記憶ってあるんだぁ~お腹のチビちゃんに話しかけなくっちゃ♪」と、 子どもを授かったことに素直に感謝して、生命の神秘に感動していました。 主人にはもちろんすぐに読んでもらいましたが、赤ちゃんが生まれる前に、まわりの人達にも読んでもらいたい!と思い、私の父や母、胎内記憶などに興味があると言っていた叔父、私の後に妊娠が判った友人など、多くの人たちにこの本をプレゼントしちゃいました。 二度目に読んだのは子宮内胎児発育遅延で入院中でした。 その時は「この子は小さく産まれると自分で決めて来たのかな…口蓋裂も普通の子より苦労するだろうけど、きっと強い子なんだ!」と。 三度目は、18トリソミーの疑いがあると告知された後に読みました。 この本には出産や子育ての本ではタブーかのように、あまり語られることのない流産や死産についても書かれています。 その時は、お腹の中で亡くなった赤ちゃんを出産されたお母さんの話が、明日は我が身のように感じ、泣けて泣けて… でも、「どんな出産になろうとも私が選ばれて母になれたことには変わりない!後悔のないようにしなくちゃ!」と気持ちが引き締まりました。 以前、子育てをしている知人が良い本だと言っていたのを思い出して… 入院中に主人にお願いして買ってきてもらった本は 江原さんの「スピリチュアル子育て」 江原啓之のスピリチュアル子育て この本にも池川先生の「子どもは親を選んで生まれてくる」と同じようなことが書かれていました。 「あなたは子どもに選ばれて親になった」と。 病気や障害を持って生まれてくる子供のことが書かれているページを最初に読んだときは、泣けてしまいましたが、とても励まされました。 色々と障害を持って生まれてくる月ちゃんの子育てが楽しみにもなりました。 月ちゃんが18トリソミーだと判ったあとに、友人がプレゼントしてくれた絵本が わたしがあなたを選びました 最初、パパと号泣しながら読みました。 イラストが「お月様」なのも私たちにとっては偶然とも思えなくて。 今でも読む度に泣けて泣けてしかたない絵本です。 あ…結局、私にとって泣けてしまう本ばかり紹介していまいました; でも! 先日、大型書店のマタニティーコーナーで平積みになっている「オススメ本」に3冊とも並んでいましたがら、きっと妊婦さんに人気の本なんだと思います♪ これらの本を読んでいたおかげで、月ちゃんに口唇口蓋裂があり子宮内胎児発育遅延で入院の必要があること、そして…18トリソミーであることと、次々に辛い事実に向き合った時、 親である私のせいだと、自分で自分を責めてしまうことはありませんでした。 あえて厳しい人生を選んで生まれてこようとしている強い我が子を誇りに思い、 そんな子に親に選ばれたことさえも誇りに思えました。 きっと私たちに色々なメッセージを伝えるために私をママに選んできてくれた月ちゃん。 なにが起こっても我が子なら信じられる! だから…我が子の生命力を信じよう! 私が出来るのは、無事に産んであげれるように頑張ることだけ!と、 出産までの間、とても前向きに過ごせた気がします。 今でも何故あの時、あんなにも前向きだったのかわかりませんが; 実は、私も主人も、月ちゃんの病気や症状に関して、担当医の先生からお聞きする事以外、調べたりすることは一切ありませんでした。 正直、事実を知ることが怖かったんだと思います。 友人が調べてくれた「2歳でも頑張ってる18トリソミーの子もいるよ!」という前向きな情報だけを聞いて希望を持つようにしていました。 最近になって、ようやく「18トリソミー」で検索し、ブログなどを読ませていただくようになりました。 私たちと同じような想いをされているご両親が多く、泣かずには読めません。 お腹の中や出産時にお空に帰ってしまうことが多いのも事実。 月ちゃんが元気に生まれてくれたことが、ほんとうに奇跡だと思いました。 15日間も一緒に過ごせ、私たちはなんて幸せな親子なんだろうと感謝さえします。 これから生まれてくるであろう18トリソミーの赤ちゃんとそのご両親に、少しでも長く幸せな時間が続くように願わずにはいられません。 もし、また私がママに選ばれることがあったら… 気分新たに、これらの本をもう一度読んでみようと思っています お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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