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カテゴリ:ぶっくす
いやー…このテーマの日記は10ヶ月ぶりだとさ。
確かに社会人になって しかも通勤時間もクソもない 会社から徒歩5分の社員寮に住むようになってから 本を読む時間もなかなか取れなかったものの、それにしても10ヶ月。 長編ってのを差し引いても、そんなにかかってこの本読んだのか…。 『鯨の王』 原子力潜水艦内で乗組員多数が謎の攻撃により変死、アメリカ海軍は海底基地に調査員を派遣する。一方、新種の鯨を追う学者・須藤もパイロットのホノカとともに同海域に潜航開始した。軍、企業、テロ組織の思惑が絡み合う深海数千メートルの世界にひそむ脅威とは!? 圧倒的リアリティの傑作海洋冒険小説。 (裏表紙より) 前述のように今年の頭くらいから読んでたんだよね。 でも"ニート"と社会人の転換期だった春も挟んでなし崩し的に読書が後回しに…。 そのまま飛び飛びで読もうにも 展開を忘れたから少し前に戻って読み返す…みたいな。 結果、時間がかかりました。 まぁフツーに読んだってサクサク読めるかってーとそーでもなくて。 あ、作品の批判ではないです。内容の流れがそんな感じでさ。 まず紹介文にもあるように 様々な側面から"鯨の王"に迫る、つまり場面展開が多いのと 海軍パート…外人さんや、その軍の設備なんか当然横文字なワケで…。 軍に限らず外人さん多く出てきて混乱する。俺はね。 あれ? 誰が誰だったっけ? なんて。 その辺でつっかえて、飛び飛びで記憶も曖昧になって、元々長編で…。 言い訳です、ハイ。 ついでに言うと…。 以前同様に読書の話でイメージがどうとか。 (うわ…この日記からもう2年?・汗) これにも若干当てはまるかな…。 チャンバーうんぬんのクダリは正直よくわからんかった。 もひとつついでに…。 なんとなく、個人的に。 本の厚みとラストの盛り上がり感は比例してほしいんだけど…んー(苦笑) ただエピローグは好き。 と、批判じゃない、と言いながら悪い点を列挙してしまいましたが。 物語としてはなかなか面白いよ。すげー作り込まれてる感がある。 なにしろ著者は物書きであり 科学誌の編集部員であり 海外の大学院で海洋学を専攻した身であるからね。 そらこんだけの作品になりますわ。 ホント、俺の都合で飛び飛びに読むことになって ビミョーな感想になってしまったことが申し訳ないよ、うん。 以前大学で、同じ様な海洋学の講義を聴いたことがあって。 そこで先生が言っていた言葉。 言われてなるほどなと思って未だに忘れられない言葉。 もちろんうろ覚えだけど↓ 上を見れば宇宙という それはもう何万光年のことまで知ることができている。 しかしこの地球で それも何万光年とは比べものにならない、わずか数千メートル。 その海底では何が起こっているか、未だによくわかっていないところが多い。 ダイマッコウ…いても不思議じゃない…かな。 今日の日記タイトルが酷いダジャレなのにはスルーで (ノ_ _)ノ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.11.03 23:23:53
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