二十世紀的少女

長命寺桜もちを食べに山本やへ。

桜にはまだ少々はやいせいもあって、行列こそ出来てないものの
店内は桜もちを食べてる人とお持ち帰りを待つ人でなかなかのにぎわい。
わたしたち以外の客はなぜかみんなオジサンという、
ちょっとかわった光景の中、でてきた桜もちをいただく。


山本やの長命寺桜もち

大きな桜の葉っぱ3枚に包まれたクレープタイプの桜もちです。
皮がしっとりしていて、あんこも上品な味です。
桜もちの皮はクレープタイプより道明寺タイプが好みなんですが
ここのは道明寺好きにもおいしいと評判で、ずっと気になっていたのです。

ここの桜もちですが、桜の葉っぱの塩気が非常に強く、
食べ方としては葉っぱは剥いて食べるのだそうです。

そう聞いても、葉っぱ好きのわたしは
せっかく大好きな葉っぱが3枚もついているのに剥いてしまうなんて！
と、もったいない気がして、一緒に食べてみました。

結果は、非常にしょっぱかったです。
途中で諦めて剥きました(;_;)
この葉っぱなら1枚で十分です。

とってもとってもおいしかったのですが、
せっかくの3枚の葉っぱを剥いてしまうところが
どうにも釈然としないのでした。

そして、近くの言問団子をお土産に買い、
隅田川沿いの公園を歩いて浅草へ。


言問団子

つぼみの堅い桜並木の中、大寒桜が一足先に咲いていました。


大寒桜

この日の本当の目的は、仕立て上がった鼻緒を取りに行くこと。
以前ご紹介した、瓢箪刺繍の鼻緒です。

この鼻緒、すげようかどうしようか悩んだのですが、
すげずに帰ってきたら一生放置して終わってしまいそうな気がして(^^;
「すげたらきっと履くよ！」
と、ご同行のれいうささんとお互いを励まし合い（？）
無事、下駄を持ち帰りました。