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はじめまして、間幾次郎です。
 取り敢えずは昔観た映画のことを日々綴って行く予定です。慣れてきたら、また色々と増やして行きますので、気長にお付き合いくださいませ。
 掲示板にもどうぞ、なんか書いてやってください。映画以外でも全然OKです。

 日記一覧からお好きな映画を選んで読んでいただけたら幸いです。自分で読み返したら映画の感想より、その当時の思い出の方が多かった。歳をとった証拠なのかな・・・。

hedora
2004年11月02日
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テーマ:最近観た映画。
カテゴリ:カテゴリ未分類
 というわけで、3日開いてしまいましたが、デビルマンです。

「良い映画化」「悪い映画化」で区分するなら、間違いなく「悪い映画化」です。
 原作との比較ってのをはじめると、しつこいので軽くしておきますが
 この映画困った事にストーリーの流れは同じなのです。
(細かいとこつついたらそれはもう・・・ですが)

 が、力点が大きくずれています。


「シレーヌ、血まみれでも君は美しい」

 ってな感じの台詞があります。原本とつきあわせていないので、若干の違いはあるかも知れませんが、シレーヌがデビルマンと闘うシーンでの名台詞です。

 傷つきぼろぼろになったシレーヌに、デーモン族のカムイだかカイムだかがシレーヌに語る命がけの「愛の言葉」です。

 この台詞の後、彼は自分の首を自分で切断し、傷ついたシレーヌに自分の身体を提供します。(念のためデーモン族は他の生物と合体融合することが簡単に出来る種族です)

 デビルマン=不動明 に対し、シレーヌが勝利出来るように己が肉体彼女に投げ出したのです。

 シレーヌは泣き叫びながら合体し、デビルマンにとどめを刺そうとします。
(このシーンで、私は泣きました。)

 そして、勝利を確信しとどめを刺す一歩前で、シレーヌの命はつきてしまいます。

 朝日を浴びて立ちつくす、シレーヌのシルエットの神々しいことといったらありません。

 んでもって、このシーンが全て映画化にあたって削除されるというのはどういうことか?
 
 これこそ映画的じゃないのか??

 脚本家は、原作読んでここで泣かなかったとしか思えません。

 それじゃ駄目だと思います。断言します。


 最初から単行本5巻分の原作を2時間の映画に収めるのには無理があるってことは分かっていました。

 件の映画みたいに、無理せずぶった切って、VOL1と2にするとか、いくらでも手はある話なのにと思いませんかね?


 更に、ラストでデビルマン軍団とデーモン軍団が集団で闘うシーンが良く分からないってのも大問題。

 映画的に最大の見せ場でしょう、ここが!!


 と言うくらいに、語れば語るほど、文句が出そうなのでこの辺で。

 10点満点中4点。

それでもキャシャーンよりはマシでした。(97歩100歩くらいの差ですが)





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最終更新日  2004年11月02日 19時39分45秒
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