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2004年09月06日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
 2004年はかつてヒットしたマンガ・アニメが大量に実写映画としてリメイクされた年として後年間違いなく記録されると思う。まちがいない(って古いですね)

 現時点で公開されているだけでも
「キャシャーン」「キューティ・ハニー」そして今回の「ハットリくん」と3本もある。
 この後「デビルマン」と「鉄人28号」が控えているのだから年間5本となる。更に海外の映画も加えるならば「サンダーバード」と「スパイダーマン2」微妙なとこだが「ゴッド・ディーバ」も含まれるので8本。

 春夏秋冬のお休みごとに、とは行かないがこうしたリメイクされた特撮映画がほぼ一年中観る事ができるのは非常に喜ばしい。

 更に今まで通り「ゴジラ」「ウルトラマン」「仮面ライダー」「戦隊物」も創られているのだから、12本。(ウルトラマンは来年公開だったかな?)
 公開時期が重なるから均すことは出来ないが、ほぼ一月に一本特撮映画が楽しめることになる。

 映画の創り手は、海外の事情は置いておいて、国内に関しては間違いなく子供の頃にマンガやアニメを読んでいた、観ていた口である。

 そして今回の映画の対象には今の「子供」が含まれている。

 こういった映画が好きな子供も増えることだろうし、更に
長いスパンで考えると、20年~30年後くらいにその子供たちが大人になって今リアルタイムで観ている作品を実写映像化しているかも知れない。

 歴史は繰り返す。のだ。

 ただ、難癖をつけるとすれば
「キャシャーン」は映画として問題外。子供が観て楽しめるとかそういうレベルにすらなっていない。
 はっきり言って、映画ではない。今年のワーストです。

 「キューティ・ハニー」は大人が観て面白いんだけど、小さな子供が観て楽しめるかは疑問。小学生高学年以上なら面白いのでは?
 そして
「ハットリくん」なんですが、これがまた微妙。

 いや、基本的に応援したいし、面白いかどうかと聞かれれば「面白い」と答えます。

 テーマは良いし、特撮もまあまあ、キャストも悪くない。
難点としてはギャグがちょっと滑っていた事と、長くない映画だけど更に5分カットするともっとテンポが良くなったかなと思うところですね。

 10点満点中6.5点

 子供観てオッケーです。

これ観て映画というか映像関係に進もうとする子供が増えるかどうかが微妙です。

 残すは、「デビルマン」と「鉄人28号」。
「デビルマン」はトラウマ必至だから、この際出来不出来にかかわらず置いておいて「鉄人28号」に期待します。





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最終更新日  2004年09月06日 23時43分20秒
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