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テーマ:☆動物愛護☆(3966)
カテゴリ:わたしのひとりごと
今日は、昨日の日記でも書いた、近所のスーパーでの「仔犬・仔猫 繁殖者直売会」の初日。
様子をみるために何回か行ってみました。 まず、感想をまとめると・・・ ・予想したよりは酷くなかったので安心した ・数えてみたが、チラシに書いてある「150頭」は会場にいないので安心した (やはり会場は150頭の居場所はない狭さだった) ・「こんなに売れるんだ!」=「こんなに買う人がいるんだ!」という驚き ・9月や10月生まれの仔が多いので、母犬や母猫とそれほど早くに離してよいのか疑問を感じた 以下、簡単にレポートします。 ●1回目(正午少し前/あまりの混雑ぶりに驚く) ・入口には、のぼり・宣伝マンの声かけ・ポスター ・ワン&ニャンは、ダンボール製の個室に入っている。 ・壁面沿いにはダンボールが3段に積まれている。 ・また積めないタイプのダンボール(縦長で客は上から覗く)の仔もいる。 ・ダンボールに入っている仔は生後3ヶ月未満。 ・3ヶ月~1歳未満の仔はサークル内に何匹かまとめて入っている。 ・試し抱きをする際には両手の消毒(スタッフにスプレーで吹きかけられる)が必要。 ・全体頭数約90匹のなかで猫は5匹だけ。正午ちょっと前にして既に3匹は「売れ」ている。 ●2回目 ・会場はさらに混雑 ・とうぜん1回目に行った時よりも「ご売約済み」と貼られている箱が目立つ ●3回目 ・会場の混雑ぶりは落ち着いていた ・2回目に行った時に迷っていた人が契約手続きをしていた ・・・なるべく感情移入なく書いたつもりです。 法律とかで問題視される点はなく、ただ私の感情として「愛」よりも「哀」が強かっただけのことでした。 実際に購入された方(50代くらいのご夫婦)がとても嬉しそうにワンコを抱いていました。 なんとなく会話をしはじめると、ワンコのお迎えは明日とのこと。 「フードとかも用意して受け入れ体制を作らなくちゃいけませんものね~」と聞いてみたら、 「今日はお金をもってないからなのよ~。あんまり可愛いから決めちゃって~。」とのことでちょっと不安を感じたのでした。 思わずワンコに「長生きするんだよ~。幸せになるんだよ~。」と言わずにはいられなかった。。。 (ちなみに、フードやお手入れ必需品はオプションでセット販売されていた!痒いところに手が届くと申しましょうか。。。) でもそのご夫婦もきどりのない温かみのある方でしたので大丈夫だとは思います・・・ワンコは幸せになれると思います。 また、この販売会社は「日本で初めてマイクロチップ装着済み販売」をしたとのことですので、迷子や捨て子になっても飼い主さんのもとに戻れるのでしょう。 接客中の会話をダンボ耳で聞いていると、 「以前飼っていた犬種といっしょだから、この仔がいいの~」とか 「カラーはチョコ系で女の仔が欲しいの~」とか出会いのきっかけは様々のようでした。 出会いのきっかけはいろいろあると思います。 動物好きな方こそいろいろあると思います。 ただ、出会いの決め手が「安い」にならないで・・・と願います。 「安い」からの衝動買い → 「こんなはずじゃなかった」ということが発生 → 人間の都合で一方的にバイバイ ・・・なんてことにはならないで! と願います。 また、「この仔もいいんだけどぉ~幕張の即売会で予約しちゃった仔もいるしぃ~迷うぅ~」なんて、私にはかなり衝撃的な会話もありました。。。 私は動物を「買った」ことがないので、こういう「カラーや柄を選ぶ」という発想が全くなかったのです・・・まさに目からウロコ。。。 人気のカラーがあるのも知りませんでした。(猫派なので犬について無知なんです。) 接客トークを聞いていると、「売れる商品」を求めて猛進する悪徳ブリーダーが存在してしまう理由を実感できました。 営業妨害になるからできないけれど、「ボランティア団体の里親募集に同じ犬種がいるかもしれませんよ」とか、あの会場で契約をしている方に声をかけたかったです。 今日は、実感して考えて落胆して、でも凹んでばかりはいられないから自分を自分で励まして・・・とひとりで心の中が忙しい日です。 ●スーパー入口のポスター ●会場内の表示 ●会場内の表示 (チップ装着済み販売についてもここで説明) (動物の環境に問題はないという説明) ●チラシ表面 ●チラシ裏面 (専属ブリーダーさんご紹介) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Nov 27, 2006 04:35:29 PM
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