カテゴリ:ささやかなしあわせ
11月11日の日記は「ポッキー&プリッツの日」だったのに、2010年のキャンペーンで起用されているYMO(イエロー・マジック・オーケストラ)が中心的な話題となってしまいました。
「RYDEEN」があまりに懐かしかったもので・・・ YMOといえばテクノポップ。 テクノポップといえばシンセサイザーは必要不可欠なパーツです。 これからボコーダーも。 ボコーダーは人間の肉声を無機質な音に変換する機械です。 あのパフュームの歌声もボコーダーを通すので、ああいう無機質な感じになります。 大学時代に男声合唱をしていたんですが、 伴奏にピアノだけでなくシンセサイザーとボコーダーを使用した合唱曲を演奏したことを思い出しました。 「RYDEEN」とは随分と趣が異なりますが。 男声合唱組曲「川よ とわに美しく」 作詞:米田栄作 作曲:三枝成章 昭和56年度文化庁芸術祭合唱部門優秀賞受賞(NHK広島放送局委嘱) 初演は昭和56年11月13日、一般社会人合唱団の広島メンネルコール 指揮:関屋晋、ピアノ:土屋照子、シンセサイザー:向谷実 作曲者の三枝成章さんはテレビにもちょくちょく出演されるので、ご存じの方も多いかと思います。 初演時のシンセサイザー奏者の向谷実さんは、フュージョンバンドのカシオペアのキーボード奏者です。カシオペアは現在活動休止中です。 詞は詩集「川よ とわに美しく」から。 作者の米田さんは原爆で2歳の愛児哲郎を奪われ、遺骸は不明のままです。 川は広島の三角州を貫く太田川を指し、この詩は「川は敗れなかった 川は崩れなかった」で起こされ「川は焼けなかった 川は失われなかった」で結ばれます。 理不尽にも一瞬にして子の命を奪われ遺骸を捜しても見つからない現実、それでも川は失われなかったという現実が語られています。 シンセサイザーは原爆の鋭い閃光を表現するためにも使われますが、終曲の「川よ とわに美しく」では柔らかい音色で穏やかな雰囲気も与えています。 私が歌ったのは初演の翌年の12月でした。 カワイ出版の楽譜を購入した記憶があります。 色々な合唱団で演奏されている曲ですので、YouTubeにアップされているかもと思い、探してみると何と見つかりました。 第37回神戸大学グリークラブ定期演奏会(創部80周年記念演奏会) で演奏されたもののようです。 1 釈哲道童子 2 永遠の川 3 荒廃に立ちて 4 静脈の川 5 川よ とわに美しく この組曲は、かなりスタミナを消耗します。 神戸大学グリーの演奏も終曲はちょっとスタミナ切れ気味のようで、テナーソロも余裕がなく辛そうなのがちょっと残念です。 【ブログランキング参加中】 ポチッと応援宜しくお願いします!確実に開くまでしばしお待ち下さい ブログ村 通販ブログ BlogPeople「稼ぐ話/アフィリエイト」ブログランキング ブログケンサクエンジン お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[ささやかなしあわせ] カテゴリの最新記事
|
|