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今日は月1回の短歌会でした。
姉から上の句に景色を詠んで下の句にそれを見てどう思ったかを詠めばいいのよ!簡単だからと勧められ、国語嫌いだった私が短歌を始めて4年になります。 数ヶ月経った頃、真剣にやってみようと決意したのは、4年前毎日新聞に載った「短歌の勧め」の記事に感銘したからでした。 次のような記事でした 「人間はこの広大な宇宙の一点、人間の生もまた永遠に流れて止まらぬ時間の一点に過ぎない。句はその大きな時空の今の一瞬に永遠を言いとめる大きな遊びである。我を捨てる遊びである」 この記事を読んで共感しました わたしも短歌によって今の一瞬に永遠をいいとめようと… しかし始めてみたらそう簡単ではなかったですね。 例えば、きれい・悲しい・寂しい・嬉しいなどの形容詞を使わずに、悲しいのだな~と思わせるような言葉を使い、何かを想像できるような余白がなければと… 感動屋なので短歌の題材はたくさんあるのですが、その思いを言い表す言葉が見つからず、私の脳にある言葉の辞書の貧困さに呆れてます 締切日ぎりぎりにならないと出来ず毎月難産、時間がなく推敲もせず提出してしまうこともしばしば。 しかし先生はお見通しで伝わってくるものがない!と厳しいお言葉を頂くことも ただ救われるのは会の趣旨が「下手でもいい」この言葉を頼りに頑張ってます。 4年間で100首余りの短歌を作りましたが、1首1首読みかえしてみると、その時感じた空気、風、色、感動を思い出すことができます。 短歌作りは感じたまま、見たままを5文字7文字の言葉で写生して、上の句下の句へと移し変えて並べて行けばいいのです。 短歌を作ることは、深く物事を見つめる目を持つようになり、感性が磨かれ心豊かになれるように思います。 日々の何気ない生活の中にある感動、美しい自然景色の感動を31文字に歌い上げてみませんか。 心のアルバムを作ってみては… 9月の短歌 「突然の風雨はガラス戸叩きつけ去りたるあとに涼風の立つ」 「陽は落ちて秋風抜ける軒下に夏を惜しむかに風鈴鳴りぬ」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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