カテゴリ:行事
今日は「桃の節句」お雛祭りですが、我が家は男の子なのでお雛様がなかったのです。
オバサンとは言え私も元は女の子(そんな頃があったのです)、8年位前自分のお雛様が欲しな~と思ってたら、友人のお友達で和裁の仕立てをやってる方が、端切れで作ってくださると言うので注文して作ってもらいました。 振袖の端切れで、裾回しや長襦袢の生地も使われてます。 小さいけれど手間が掛かってまして、色居合いは落ち着いていてとても上品です。 他の方のでは総絞りの生地のもありましたよ。 壇は半襟の入ってた空き箱に赤の長襦袢を輪に縫った物を通してるだけでして、しまう時はこの箱に全部収まり出すのもしまうのも簡単で気に入ってます。 『雛祭りのルーツは古代中国で起こった上巳の節句(じょうみとは3月上旬の巳の日)だそうです。 上巳節とは、昔から季節や物事の節目には災いをもたらす邪気が入りやすいと考えられ、川の水に心身のけがれを流して、厄を祓う行事だったそうです。 遣唐使によって日本に渡り、日本のみそぎ思想や身代わり信仰と結びつき日本独自の文化として定着したそうです。 自分の災厄を変わりに引き受けさせた紙人形を川に流す流し雛へと発展していき、室町時代には紙の雛ではなく豪華なお雛様を飾って宮中で盛大にお祝いするようになりました。 やがて武家社会に広がり、さらに裕福な商家や名主の家庭へと拡がったそうです。 江戸幕府によって五節句の3月が「桃の節句」5月が「端午の節句」となり現在の形に進化してきたそうです。』 本来は季節の節目の邪気祓いとして、皆の幸福を願う行事だったわけですから、女の子だけの行事ではなかったのです。 確かにこの時期の陽気は、雪が降るほど冷えた日があれば急に春のようなポカポカ陽気になったりで体調を崩しやすい訳で、桃の節句は老若男女の邪気祓いを祈願する日なんですね。 調べてみてなるほど 四季のある日本には1月7日の「七草粥」7月7日の「七夕祭り」9月9日の「菊の節句」こうして理にかなった行事があるのです。 つい気ぜわしく過ごしてる日々ですが、こんな季節を感じる行事は大切にして、ゆとりある暮らしをしていきたいものですねぇ~~ 今晩は散らし寿司にしてハマグリのお吸い物、それとも酒蒸しにして…厄除けを祈願することにしま~す お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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