カテゴリ:映画
今、クリント・イーストウッド監督の「父親たちの星条旗」 と「硫黄島からの手紙」が話題になっている。 戦争をテーマにした映画でも、同じ戦場を、両軍サイドの視点から 2本の映画で表現した作品は初めてだろう。 戦争映画といえば、これまでにもいくつもあるが どうしても戦勝国が正義で敗戦国が悪役という構図 になりがちだ。 この「ワンス・アンド・フォーエバー」はベトナム戦争初期の イア・ドランでの戦闘を実話をもとに描いたもの。 米軍の視点で描かれているが、この映画も、 量的には少ないものの、ベトナム軍側の見方も 一応表現されている。 とにかく戦闘シーンが壮絶というか、まさに死闘。 恣意的な感情がない分、リアリティがある。 戦争うんぬんについては、特にどうのこうの言わないが 訃報の電報を指揮官(メル・ギブソン)の妻が 戦死者の妻に届けるシーンは涙なしには見られない。 評価 ☆☆☆☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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