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石原裕次郎/憎いあンちくしょう 関川夏央が「昭和が明るかった頃」の中で かなり評価していたので見てみた。 車や町並みは昭和なのは当たり前だが 「純粋愛」などという言葉を聞くと、こそばゆくなる。 寝ない、キスもしないという枷をはめて「純粋愛」を 確かめると決めた主人公ふたりだが、タレントとマネージャー という関係で、いつもいっしょにいるのに、そういう関係を 2年間も続けているうちに、仲もギクシャクしていく。 そんな中、文通で遠距離恋愛を続けている男女の 愛の糧であるジープを東京から九州まで運ぶ仕事を請け負う。 ふたりの「純粋愛」を確かめたい裕次郎は引き止めるルリ子 を振り切り、九州までジープを走らせる。 結局後を追う形になるルリ子だが、その逃走と追跡のような 旅を続けるうちに、愛が再生されていく。 というようなお話だ。 二人の関係に、依頼者の芦川いずみは「愛は信じること」と 言い放つ。 ラストで裕次郎は「愛は言葉じゃない」とつぶやく。笑 純粋愛にこだわるのもいいが、自然体が一番いいのでは。笑 裕次郎の芝居はクサイが、こういうストーリーだから 妙に芸達者だったりしたら、かえって白けそうだ。 浅丘ルリ子は今のドギツサなんてなくメチャかわいい。 おいらの好きな、芦川いずみが負けそうだった。笑 まあ、間延びすることもなく、楽しめる映画だ。 ちなみに、スタンドでガソリンを入れるシーンがあるが 30リットル入れて、1740円だった。笑 評価 ☆☆☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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