終活日記

テレビの創成期の話になると、街頭テレビで
人々が、力道山のプロレスに夢中になっていた
様子が必ず紹介される。
おいらなんかも、ほぼリアル・タイムだから
例外ではない。
力道山にも声援を送っていた。
ただ、おんなでかい外人を空手チョップだけで
倒せるものなのかと子供心に不思議に思った。

より魅かれたのは、アントニオ猪木だったな。
カール・ゴッチに手ほどきを受けた数々の技は
プロレスにはシナリオがあると分かっていても
興奮させられた。
タイガー・ジェット・シンやスタン・ハンセンなどとの
死闘には興奮したな。
あの頃がおいらのプロレス・テレビ観戦のピークかな。

その後現われた初代タイガー・マスクの多彩な動きも
目をうばわれたが、いつしかマンネリぎみになって
興味は女子プロレスに移っていった。
二代目タイガー・マスクの三沢光晴が試合で亡くなった。
先の理由で、彼のプロレスはタイガー時代に
少し見た程度だな。
女子プロレスでも、かってプラム麻理子が試合で
亡くなっている。
その試合は見ていなかったが、数試合前の様子は見ていて
今でも覚えている。

プロレスはマットがふわふわだのと言われるが
それでも、受身のタイミングがズレたりしたら
死に至ることもあるという、危険なスポーツ
には違いない。
最近、女子プロレスもテレビでやることはなく
淋しいかぎりだな。
今度、金沢にでも来ることあったら、見に行くかなあ。