カテゴリ:生活
軍事評論家の江畑謙介氏が亡くなった。
まだ若かったというか、同年代だったんだ。 あの髪型が特徴的で、ジャンルのわりには みんな知っていたんではないだろうか。 ワイドショーなんか見ていると、いろんな評論家がでてくる。 国家試験なんぞというものはないから、自分で評論家 と称すれば誰でもなれる。 そして、その専門のジャンルが特異であるほど 重宝されるということになる。 別に江畑氏がどうのこうのと言っているわけではない。 筒井康隆が「俗物図鑑」でいろんな評論家を作り出して からかっていたな。 まあ、オタクなんていうのも予備軍みたいなもんだな。 学生時代、仲間内に軍事オタクがいた。 イランの軍備はなんて聞くと、○○ミサイル何基・・・ などと即答する。笑 こいつ、文学書なんてまず読まず、「丸」とか「ゴング」 とかいった雑誌が愛読書。 プロレスに関しては、おいらのほうが詳しかったように思うが。 刑罰史オタクもいた。 江戸の拷問はと聞くと図解なんかする。笑 おいらの下宿が溜まり場のようになっていて こういう連中が夜な夜な集まり、よく徹夜でバカな話をしていた。 おいら自身は広く浅くのタイプだから、どんな話題にも 対応できるが、特に専門というのはなかったな。 学園祭ともなると、電熱で燗をした1升ビンを囲んで わいわいがやがやとやる。 おいらの部屋、コンセントに繋ぐ家電は、電熱とコタツ くらいしかなかったな。涙 4畳半に7,8人集まるわけだが、結局酔いつぶれ、 朝になって「ところで、お前誰?」なんて、見知らぬ顔が あったりする。 面白かったな、あの頃。 評論家という文字を見て思い出した。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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