カテゴリ:生活
地元住民はもとより、一般の意見も聞く。 おいらも、ある行政機関の評議委員ということになっている。 年に2回ほど現地調査をするわけだが、昨日も1件あり 出かけてきた。 街からそう遠くもないのだが、景観は里山。 ちょっと遅れて行ったが、調査で採取した生き物を 入れてある、ポリバケツをのぞいてぶったまげた。 イモリが大小5匹も動いている。 井森でもなく田森でもなくヤモリでもなく 正真正銘の「イモリ」だ。 おいら思わず感動して手を突っ込み、赤い腹を見てまた感動した。笑 数十年ぶりだ。 さらに驚いたことには、三面コンクリート水路の交差した溜り で捕まえたという。 かなり濁っていたけどなあ。 若い行政の担当者は初めて見たという。 おいらも子供の頃以来だ。 山の清水の水呑場で見たのだが、ああいう澄んだ水にしか 生息しないと思っていた。 しかもイモリばかりでなく、ゲンゴロウやツチガエル、ヨコエビ カワニナ、シジミ、トンボのヤゴほか様々な種類が生きている。 これまで何箇所か調査に参加しているが、こんなに濃いとこ初めて。笑 地元の人の話ではそばの田んぼは、10年以上休耕田だとか。 いかに農薬や除草剤の影響が大きいかということだな。 おいら、あまり期待していなくてデジカメを持って行かなかった のだが、携帯で写すのも忘れてしまっていた。笑 またまた驚いたことには、ちょっと離れたところに 準絶滅危惧種のウマノスズクサがある。 冒頭の写真のジャコウフアハの幼虫の食草だ。 この蝶、アゲハの中でも大きく、飛ぶさまは優美で 蝶の貴公子と言ってもよい。 実は、来年、蝶の食草園を作ろうと企んでいるわけだが 食草園といってもいわゆる雑草ばかりで、その中の メインにしたいのが、このウマノスズクサ。 ずっと探しているわけだが、こんなところにもあり うれしくなった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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