カテゴリ:生活
おかずを作りながら、水戸黄門の再放送を見ていた。
これいろんなバージョンがあるから、何年頃作られた のか分からないが、死んだ役者やどうしいてるのかなあ なんて役者が次々でてくる。 今日は谷幹一が出ていて、いい芝居していたなあ。 みんな亡くなったが、関敬六と並んで渥美清のお友達。 とにかく、浅草で軽演劇と呼ばれていた頃、舞台に出ていた 連中はみんな芸が達者だ。 主演を勤めることはないが、どんな役をもらっても 存在感がある。 おいら、野卑だけど、由利徹が好きだったな。笑 伴淳三郎も後年はどちらかというと渋い役柄。 みんな喜劇役者という、くくりになるのかも知れないが そう芸は浅くない。 そもそも喜劇といっても悲劇と紙一重だ。 人情喜劇なんてジャンルがあるが、松竹新喜劇にしろ、 でん助劇場にしろ、笑いはあるものの、内容的には悲劇。 そして役者は演じることに真剣だった。 役柄に関わらず、個性があり存在感があった。 ところが、近頃のテレビドラマの薄っぺらさは何なのか。 もっとも最初から馬鹿にしていて見ないのだが。笑 もっと芝居に真面目にとりくんでもらいたいもの。 テレビの創成期、こういう喜劇役者たちが、ブラウン管 の中をとびまわっていたが、もう一度見てみたいな。 当時ビデオなんて、なかったか、高価だったから、 映像は残ってないだろうが。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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