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終活日記

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2009年12月17日
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カテゴリ:生活
おかずを作りながら、水戸黄門の再放送を見ていた。
これいろんなバージョンがあるから、何年頃作られた
のか分からないが、死んだ役者やどうしいてるのかなあ
なんて役者が次々でてくる。
今日は谷幹一が出ていて、いい芝居していたなあ。

みんな亡くなったが、関敬六と並んで渥美清のお友達。
とにかく、浅草で軽演劇と呼ばれていた頃、舞台に出ていた
連中はみんな芸が達者だ。
主演を勤めることはないが、どんな役をもらっても
存在感がある。
おいら、野卑だけど、由利徹が好きだったな。笑
伴淳三郎も後年はどちらかというと渋い役柄。
みんな喜劇役者という、くくりになるのかも知れないが
そう芸は浅くない。

そもそも喜劇といっても悲劇と紙一重だ。
人情喜劇なんてジャンルがあるが、松竹新喜劇にしろ、
でん助劇場にしろ、笑いはあるものの、内容的には悲劇。
そして役者は演じることに真剣だった。
役柄に関わらず、個性があり存在感があった。
ところが、近頃のテレビドラマの薄っぺらさは何なのか。
もっとも最初から馬鹿にしていて見ないのだが。笑
もっと芝居に真面目にとりくんでもらいたいもの。

テレビの創成期、こういう喜劇役者たちが、ブラウン管
の中をとびまわっていたが、もう一度見てみたいな。
当時ビデオなんて、なかったか、高価だったから、
映像は残ってないだろうが。





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最終更新日  2009年12月17日 08時01分56秒
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