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終活日記

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2010年06月28日
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カテゴリ:生活
朝から暑いが昨日は33℃を超え、曇天で、
散歩に出る気分もせずひきこもりしていた。
で、NHKのBSでタイトルの番組を見ていた。
民放との垣根を取り、各賞でグランプリを取った
ドキュメンタリーやドラマをまとめて放映するものだ。
昨日は2日目。
南海放送の「ひだまり」とNHK広島の「火の魚」
がよかった。

「ひだまり」は、あるお好み焼屋を中心に路地で暮らす
人々の日常を追ったドキュメンタリー。
カメラを据え付けて定点観測でもない限り、
ドキュメンタリーといってもディレクターの創意は表れるが
まるでドラマのような展開。
出てくる人たちもカメラを意識するわけでなく、
お好み焼き屋のミーコちゃんや94歳のダンディーな
味岡老人などキャラクターがなんとも言えない。

一方の「火の魚」は、ドラマなのにドキュメンタリーみたいだ。
室生犀星の原作なんだが、演じるといったいやらしさがなく
淡々と進んでいく。
老作家と編集者との交流は良質の恋愛ドラマだな。
おおげさだが、1秒も無駄なカットはなかったのでは。

薄っぺらな番組ばかりで、テレビはあまり見なかったが、
こういった作品をみると、まだ期待もできるような気もする。
映像の力というのはスゴイなと、あらためて思った。





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最終更新日  2010年06月28日 07時14分37秒
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