カテゴリ:生活
朝から暑いが昨日は33℃を超え、曇天で、
散歩に出る気分もせずひきこもりしていた。 で、NHKのBSでタイトルの番組を見ていた。 民放との垣根を取り、各賞でグランプリを取った ドキュメンタリーやドラマをまとめて放映するものだ。 昨日は2日目。 南海放送の「ひだまり」とNHK広島の「火の魚」 がよかった。 「ひだまり」は、あるお好み焼屋を中心に路地で暮らす 人々の日常を追ったドキュメンタリー。 カメラを据え付けて定点観測でもない限り、 ドキュメンタリーといってもディレクターの創意は表れるが まるでドラマのような展開。 出てくる人たちもカメラを意識するわけでなく、 お好み焼き屋のミーコちゃんや94歳のダンディーな 味岡老人などキャラクターがなんとも言えない。 一方の「火の魚」は、ドラマなのにドキュメンタリーみたいだ。 室生犀星の原作なんだが、演じるといったいやらしさがなく 淡々と進んでいく。 老作家と編集者との交流は良質の恋愛ドラマだな。 おおげさだが、1秒も無駄なカットはなかったのでは。 薄っぺらな番組ばかりで、テレビはあまり見なかったが、 こういった作品をみると、まだ期待もできるような気もする。 映像の力というのはスゴイなと、あらためて思った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|