終活日記

２０１２年のスタートだ。
各国の首長選挙が重なるということで
２０１２年問題などと言われているが
一足先に、北朝鮮では金正日が急死し
息子の金正恩が世襲した。
どうでもいいのだが、食うものにも事欠く国で
あんなデブに求心力があるもんだろうか。
金正日は見るからに狂気じみた風体をしていたが
こちらも追いつめられたら何するか分からない、
という不気味感はあるな。

まあ他国はいいとして、この日本。
昨年、平和ボケした人間には想像すらできないような
大地震とそれに伴う大津波が発生した。
おいら、当初、これに伴い、いわゆる団結力というもので
意外に早く、復興できるかな、と思っていたが
とんでもない大間違いだった。
原発というやっかいなものがあるにしろ、現状は、なにも
進展しないということで、異常ではないか。
あらゆる政策の根幹となる政治の貧困としか思えない。
先の、首長選に加え欧州危機、全くどうなるか予想すらできない
新しい年のスタートだ。

オヤジの墓に、ワンカップの酒を持って行った。
生前は意思疎通というものはほとんどなかったが、病に倒れて以来、
愛おしいというような、妙な感情を持つようになった。
酒好きのオヤジだったが、反面教師のように見ていたおいらが
結局、酒好きになっている。
いっしょに腹を割って飲みたかっただろうが、今になって気付いた。
罪滅ぼし、というわけではないが、盆正月には酒を持って行き
ふたりで、語らっている。