終活日記

コダックが破産法の適用を申請した。
あれまという感じだな。
コダックといっても、フィルムしかイメージできないが
一眼でもデジカメという時代に、何をやってたんだろうか。
そのデジカメを最初に開発したのはコダックだというから
なんとも、皮肉なものだ。

社会人になって、一眼レフカメラを初めてかったが
フィルムは富士かサクラを使っていた。
コダックの値段が高かったからだ。
ただ、写真雑誌に載っている写真はデータをみると
ほとんどが、コダクロームだったような。
まったりとした色合いは好きだった。
ということで、おいらにとってコダクロームは
いわば、余所行きのフィルムだった。

しかし、物づくりの世界は非情だな。
時流を見誤るとすぐこういう憂き目にあう。
韓国や中国の台頭でますます激烈になっていくだろう。
繊維産業も落ち目といわれていたが
東レや帝人はイメージとちがって単なる繊維製品の比率は
どんどん少なくなっている。
経営力というか、人の判断力が、益々重要になる。