カテゴリ:競馬
新聞の訃報欄を見ていて、小島貞博の名前を見つけ驚いた。
競馬ファンでないと知らないだろうな。 現在、調教師だったが、騎手時代は地味な存在で あの馬がいなかったら、テレビに顔が出ることもなかったのでは。 自殺か、ということだが、何があったんだろうか。 あの馬というのは、もちろんミホノブルボンだ。 馬体の印象で、これくらい強烈に頭に残っている馬はいない。 サイボーグなどと言われていたが、鍛え抜かれた筋肉質の馬体は 同じ、サラブレッドでも図抜けていた。 この馬が、逃げるのだから、勝てるわけがない。 おいら、逃げ馬は馬券的にあまり買ったりしないが この馬は別格で、安心して本命にしていた。 ところが、3冠馬ではない。 皐月賞、日本ダービーは難なく勝ったが、菊花賞で負けた。 このレース、よく覚えているのだが、道中、なんかギクシャクしていた。 へたな騎手より馬のほうが賢いなどと言ったりするが このレースが典型ではないだろうか。 小島も3冠を意識してプレッシャーもあったのだろうが、馬がイラついていた。 おいらには、手綱など動かさないで、落ちないように 黙って乗っていろと言っているように思えた。 人馬一体になれなかったのが敗因かな。 ま、その後、タヤスツヨシやチョウカイキャロルなどのG1馬にも恵まれたから 勝ち数などは、少ないながらも、騎手としての悔いは残らなかったのでは。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年01月25日 07時33分20秒
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