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終活日記

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2012年07月01日
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カテゴリ:生活
今年ももう7月だ。
梅雨入りしても全く雨は降らず
今日久しぶりの雨になった。
何もやる気にならず、録画した
テレビ番組を見ていた。
そのひとつに、NHKスペシャルの
「日本のがん医療を問う」があった。

今月、おいら悪性リンパ腫にかかって10年になる。
抗がん剤治療を受け、たいした副作用もなく
生きながらえている。
番組を見て思うのは、問題は治療の技術というより
この国の制度だ。

思うに、おいら全てにラッキーだったようだ。
がんなんて、かかるのも運なら治るのも運でないか。
おいらの場合、右の頬が腫れてきて、近所の外科に行ったら
大学の附属病院を紹介された。
診断は即日入院。
ステージ4と言われた。
いわゆる末期だが、死への恐怖というのはなかった。

大学病院だから、チーム医療だ。
セカンドオピニオンと近頃言われるが
そういう必要もなかった。
盛んに骨髄移植を勧められたが、おいらは、抗がん剤治療で
勝負することにした。

当初、強烈な抗がん剤を投入されたが、おいら、胃潰瘍もあって、
朦朧とするまま、よく覚えていない。
ただ、熱はでたものの、他にはたいした副作用はなかった。
同室の患者には、吐き気があるとか、味覚がないとか
いろいろあったが、そういった症状はなかった。
適正もかなりあるようだ。

ただ、治癒したわけでもないから、その後も治療が続くわけだが、
おいら、新聞で見た、副作用も少ない、リツキサンを使ってくれと
自ら提案した。
当時、例も少なく、保険適用外だったから、拒否されるかと思ったら
医者もやってみようということになった。
海外ではとっくに実績のある抗がん剤だ。
おいらからすれば、死ぬ気でもいたから、臨床実験台になっても
どうってことないと思っていた。

結果から言えば、これが正解だった。
言いたいのは、海外ではとっくに実績がある抗がん剤でも、
日本での承認があまりにも遅いことだ。
副作用から抗がん剤を嫌うひとも多いが、
最近は副作用が少ない、抗がん剤はいくらもある。
初期の胃がんのように、手術で治るがんもあるが、
再発の確率を考えれば、おいらは抗がん剤、
いわゆる化学療法が一番いいのでは、と思っている。
放射線治療なんて、年寄り相手の気休め治療でしかないのでは。









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最終更新日  2012年07月01日 19時50分53秒
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