終活日記

しばらく間があいた。悪性リンパ腫の治療も、これまで、抗がん剤の投与を中心に行ってきたが、幸い大した副作用もなく、代わり映えのしない入院生活だった。

今回も抗がん剤の治療で、済まそうと思っていたのだが、再発ではなく、２度目の悪性リンパ腫ということで、何らかの問題で、また罹患する可能性があるので、迷ったが、駄目押しで、造血幹細胞移植を行うことにした。

昨日から、その前段階の造血幹細胞の採取を行っている。
血液を、遠心分離機のような機械に通し、分離した造血幹細胞を、保存し、強い抗がん剤を投与し、リンパ腫が消えた段階で、移植するという過程。

ある程度量が必要で、今日の分を足して、足りなければ、明日、再度というこになる。全て順調なら、はれて退院😀
もう、病院のベッドや食事にも、飽きた😂

今、採取 中だが、暇なので、これを書いている。
蓮實重彦の「見るレッスン」光文社新書を読み始めた。
冒頭から、映画９０分説を、揚げている。
全く同感だな。

長い歴史物ならいざ知らず、通常のテーマなら９０分で十分表現できる。
必要のない（監督は必要だと思っているのだろうが）カットが、だらだら続くと、イライラしてくるし、個々のシーンの印象も薄れる。

あまりに夜のテレビ番組がくだらなく、パソコンでWOWOWの映画を見ている。
話題にならなかった映画もあるが、
印象に残る映画もある。