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終活日記

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2021年08月03日
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カテゴリ:生活
ヨシもアシも漢字で書けば同じだ。
物事の良し悪しにつながるので、ヨシを使うようになった
と言う説もあるが、よく分からない。笑
おいら、よく使うので、どうしてもと言う時は、芦を使うが
基本的にはヨシを使う。

実は、小松市にある木場潟の水質浄化に取り組むボランティア活動に
参加している。
木場潟再生プロジェクトと言う名前だが、民間主導の団体ゆえ
資金が潤沢にある訳がない。
で、ヨシ原の保全やアサザといった水生植物の増殖をうながす
長期的な計画だ。

近頃何かというと「SDGs」などと、新しもの好きな企業経営者や
行政やバカなコンサルが、当たり前のことを、横文字使って喜んでいるだけで、
こんなもの日本人のことだから、1年もすれば違う言葉に変わっているだろう。
自慢ではないが、おいら達の計画、レゾン・デートルそのものがSDGsだ。
あっ、カタカナ使ってしまった。汗

先の四方田の「世界の凋落・・・・」の中に、戦国武将、三好長慶にまつわる
「三好別記」に、ある有名な話が紹介してある。
ある連歌師が「すすきにまじる芦の一むら」と詠んだが、誰も付けあぐねているところ
長慶が「古沼の浅きかたより野となりて」と付けたという。
歌もいいのだが、当時からそんなヨシ原の変化のあったことに驚く。
「芦間にまじるすずき一むら」という異説があるらしい。 

仏文学者の花田清輝がそんなことはどうでもいい、と言ったらしいが、
それは文学者の見方であって、毎日のようにヨシ原を見ているおいらなんかにとって
ヨシ原の遷移が、そのふたつでは全然違っていて、興味深い。
おいらは、水草の遷移から見れば、異説のほうが正しいように思うが。

4月の末くらいから伸び始めたヨシも成長のピークを見、
高いものは5mくらいになるヨシ原の最も青々とした時期だ。
ところが、夏が大好きなつる草。
これから2か月くらいであっという間に伸び、ヨシに絡みつき
しまいにはヨシの頭を引き倒しにかかる。涙
その後、秋になり、目立ってくるのがすすき。

ヨシもススキもオギなんかはイネ科の多年草だが
かっては、棲み分けしているなんて言われていたが
長年たつとヨシ原も河川の摂理で、土砂が溜まっていき
乾燥に強いススキのほうが勢力を増していく。
土砂を除去したり、ヨシ原に水路を作ったりして、
手をこまねいているわけではないが、まだ成功してない。涙

誰かよいアイデアがあれば、教えてください。





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最終更新日  2021年08月03日 17時54分50秒
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