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2007年09月28日
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─前日からの続き─


さて、渋々承諾をしてからは、すぐにオペの準備にはいった。
小さな病院なので、院内全体が慌しくなっていくのが分かった。
旦那は、私の母や自分の両親に連絡をしたり、入院用品を家に取りに行ったり、動揺しながらも冷静に動いてくれた。
入院用品を詰め込んだ旅行かばん。前日にソワソワと、急に用意をしたくなり(それまでは後でイイや~だったのに^^;)準備が整っていたの。
無意識でも、何か察するものがあったのかな~??目

往生際の悪い私は、準備の最中も、まだオペはイヤだ!!と言い張り続けていた反面、やはりお腹の中の赤ちゃんが、心配で仕方なかった。

検査の一環で、赤ちゃんの心音が聞け、無事を確認できた時は、ホッとして涙ぐんでしまった。
何ヶ月もお腹の中で一緒に過ごしてきた大切な命、ここでダメにさせたくないもんね!
「早く助けてあげなくちゃ!」と強く思い、無事で生まれてきてくれることだけを願った。
きっと、ここで初めて「自分は母親なんだ」という、はっきりとした自覚が生まれた気がした。


さて、準備は着々と進み、あっという間にオペの開始となった。
恐怖心と緊張で体が震えていた。
とても心細い…そう思ったときに、薬指の結婚指輪が目にとまり、1人じゃないんだと心強く思えた。(こんなときに、外し忘れた指輪が役に立つとはね^^;)

まずは腰への麻酔。
ただでさえ痛いってゆーのに、なかなか思うように入らないとかで、何度もやり直し(T^T)
痛さのあまり、大暴れしたくなるも、必死で堪える失敗
そして、追い討ちをかけるように、あるスタッフからキツイお言葉…
注射が入らないのは脂肪がありすぎるうえ、我慢ができないアンタ(私)のせいだ!とか、母親になる自覚がナイとかetc…
この時点で、すでに心が折れそうになったよ失恋
私なりに、必死で頑張っていたのにさぁ。。。
もう、痛さと悔しさで涙がボロボロ出てきました涙ぽろり

そんな私を見て、更に一言「こんなんで泣くわけ??アンタみたいな人いないわ♪」だって!
これには思わず手が出そうに(^^;)だけど堪えて~手術台に当たってしまった怒ってる
(その後も、時折そんな言葉をあびせられ、我慢できないたびに、自分の体や手術台に当たってましたマル秘)
励ますつもりで言ったのかもしれないけど。。。
残念ながら、どーも、そうには聞こえませんよっ!!
恐怖心と緊張に、怒りもプラスされて、私の体の震えは、大地震のようにガタガタと大きくなったのでした~いなずま

さて、どうにか麻酔が入ってからは順調にオペが進み、あっという間に赤ちゃんを取り出すところまできてしまいました。
この間「はい!○○切りますよ~」とか、今こんな感じとか、ずっと実況中継つき!
想像すると怖くなるから説明はいらないです!と、途中で実況をやめてもらいました雫

そして!ついに赤ちゃん誕生の時!!

ここだけは、いらないと言ったけど実況つきでした!
赤ちゃん見えたよ音符出しますよ~音符
ほら出た~!!

その瞬間、「フニャ~」という、か弱い泣き声…
これが赤ちゃんの第一声でしたひらめき

この声を聞いたときの感動、一生忘れないだろうなぁハート(手書き)
無事生まれてきてくれた!それが嬉しくて、涙がとまりませんでした。

すごく元気な男の子だよ~!こりゃ、思ったよりデカイなぁー!!といった声が、笑顔とともに、私の周りを飛び交っていました。

2007年7月19日、午後1時52分。待望の第一子を無事出産!!
元気な男の子「いっくん」の誕生です★

誕生


赤ちゃんは2度、か弱い声で泣いた後、オギャーッ!!という、大きく元気な泣き声に。
産湯につかっている時は、足をガンガン蹴るように伸ばしていたようで、足が強いねぇ~!!と驚かれていましたうっしっし

その後は私の元へ連れてきてくれたのですが。。。
ポジションが悪く、赤ちゃんの後頭部しか見えず…しょんぼり

そして、感動のさなかではあったけど、まだお腹が開いている事に気付いた私は。。。
「早く麻酔かけて意識なくして!!」「早く縫って!閉じてぇ!!」と先生に訴え、困らせたのでした~雫
だって怖いんだもん!!

しかし!私って、麻酔がとても効きづらい体質なので(先生も驚くほど^^;)色々試してくれたのにもかかわらず、最後までほとんど記憶があり、痛みも感じる(T□T)
そして、恐怖心や安堵感が入り混じっているところに、変に麻酔が効いてしまって、オペが終わるころにはパニック状態になってしまったショック

パニックは、病室に移されてからもしばらく続いたが、心配そうに付き添ってくれた母の温かさだけは、不思議とはっきり覚えている。
母の力はスゴイんだね~!!(私もそんな母になれるのかな~( ̄~ ̄;)

時間は過ぎ、夜になりパニックもおさまる。
しかし、術後の痛みは強く必死で堪えていると、看護士さんが赤ちゃんを連れてきてくれた。
ここで、初めてのカンガルーケア赤ハート
初めて我が子を抱いた時、再び感動きらきら
また、ボロボロと大泣きしてしまった泣き笑い
一時はどうなるかと本気で思ったから…

旦那には、術後、先生から説明があったみたい。
私は「胎盤早期剥離」という病気でした。
症状は、病名どおりで、何らかの原因で、胎盤が出産前にはがれてしまうというもの。
まだ解明されていない点も多く、医者泣かせだという。
2~300人に1人くらいの割合で発症する病気で、最悪の場合は母子ともに死亡することもあるという怖い病気。

幸い、発見が早かったので、母子ともに助かったのですが、少しでも遅れていたら…と考えると…
胎盤も見せてもらったらしいけど、素人目で見ても、ほぼダメになってるのが分かったって。
(これは最近、旦那から聞かされました)
そんな状況で、赤ちゃんは苦しかっただろうに、よく頑張ってくれた!!と、小さな命の強さにまた感動する泣き虫ママなのでした~泣き笑い

そして、早い決断と的確な対応をしてくださった先生には心から感謝です!!









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最終更新日  2007年09月29日 20時38分21秒
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