テーマ:映画レビュー(894)
カテゴリ:テレビ・映画
この前,戦利品として紹介した「カーズ」の試写会に行ってきました。
字幕ではなく吹き替えでしたので目は疲れませんでしたよ。 観る前は,擬人化した車なんかに感情移入なんかできないってば!と思っておりましたが意外や意外! さて,あらすじですが(ネタバレしないように書きます) 主人公は,ピストン・カップ の若き天才レーサーのライトニング・マックィーン。>名前がいいわ 新人ながらも,今や飛ぶ鳥を落とす勢いのあるレーサー。 しかし,一匹狼ゆえ友達もピットクルーさえもいない。 少し天狗になっており,他人を労わる気持ちなどは微塵も無い鼻持ちならない若僧。 ところが,決勝が行われるカリフォルニアに向かう途中にとんだアクシデントが起こる。 埃っぽい,舗装されていないルート66で寂れた町に迷い込むマックイーン。 驚いた事にその町は地図にも載っていないような所。 町の名前は「ラジエーター・スプリングス」。 この町で得た貴重な体験がマックイーンを大人に成長させる。 1番になる事だけが幸せではない。負け組の敗者復活物語でもある。 この映画に出てくる車のほとんどすべて実在の車です。 みんなチョロQのようで可愛い。*^-^* その車種で人種や人格まで表現されてるのでカーマニアにはかなり楽しめますね。 例えば,タイヤ店のオーナーはフィアット500です。 彼は,イタリア系移民で,兎にも角にもフェラーリ信者という設定。 彼自身も古いイタリアの大衆車。これだけで彼の性格や好みが観客に伝わってきます。 因みに声優は,チョイ悪オヤジで有名なジローラモ氏。 主人公マックイーンと,恋愛関係になる彼女は,ポルシェ911(ナインイレブン)。声優は戸田恵子。 アメリカ西部の背景も美しく,登場する‘車種’も懐かしくてたまりませんね。 ポルシェ911・ポンテァックファイアーバード・ワーゲンバン・キャデラック・フィアット等。 走行シーンも迫力満点でいいですね。 ピットIN作業の場面はもうアニメの枠を超えてますよ。 さすがピクサー映画です。技術陣に拍手 エンドロール最後まで立たずに見ていきましょう。半分ぐらいの人が立って出て行きました。 オチがありますからね。 でも,小さい子には難しい映画だと思います。 特に,お馬鹿な小学生は理解できないよ。 2,3歳児はきかんしゃトーマス のように顔のついた車が出てくるのでうれしいかもね。 問題は幼稚園児~小学生の低学年とお馬鹿な子ども。2時間2分はキツイかも。 カーマニアやエリック・クラプトンファンのおやじにはノスタルジーが味わえるかもよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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