こちら昭和こども新聞懐古堂

「マスオ気遣い帳」「カツオ手編みが怖い」「伊佐坂先生はスランプ中」の三本です。
久々のサザエさんです。

【マスオ気遣い帳】
気遣い名人のマスオ。困っている人を見ると助けないと気が済まないよう。
それが、女性で美人とならば放っておけないみたい。

今日も電車の中で沢山の荷物を持った女性に席を譲る。
が、その女性は年寄り扱いされたと勘違いして怒ってしまう。

私ならありがたく座らせてもらうけどね。
だって、荷物いっぱい持って立っている方が嫌だもん。

またある日、散歩していると、幼い男の子がポストにハガキを入れようとしている。
でも、背が低くすぎて、ポストの口には届かない。
それを見たマスオは代わりにハガキを投函するのだった。
その時、
「そのハガキまだ切手貼っていなかったんです～～」

バツ悪そうなマスオ。
おまけによく見ると、その男の子の母親は、例の電車で怒らせた女性だった。

おそらくマスオは、男の子がタラオぐらいだったんで親切のつもりだったのにね。
まぁ、小さな親切大きなお世話みたいになってしまったけど。
マスオもツイテイナイよね。

その事をサザエ達に話すマスオ。かなり凹んでいるわよ。
気遣い名人のマスオを上手く利用して宿題を手伝ってもらうカツオ。　＞いつものことね。

郵便ポスト型ポスト（チビ）


またある日、大型ショッピングストアの駐車場でタイヤ交換に困っている女性を発見する。
見ると例の電車の女性。バツが悪くマスオは困っていた。

　こんなに何回も会わんだろうが・・・・でも、私も西宮と京都で同じ人に道聞かれたしね～。

そこへワーゲンに乗った甚六がやって来た。
甚六「マスオさ～ん」　　実に呑気です。
前にも言うたが、浪人生の癖にワーゲンに乗るな
伊佐坂父ちゃんの印税のおかげや感謝しろよ。

そのすねかじりの甚六がマスオの代わりに女性のタイヤ交換を手伝う。
今度は、女性も感謝して、住所を聞き磯野家にお礼のケーキを持ってくる。
しかし、お礼のケーキは、波平に渡して、マスオには会わず帰って行くのだった。

　お礼に来た以上は本人に会って礼を言うべきよ。
でもね、今回の場合、タイヤ交換をしたのは甚六でしょ。そのあたりが変なのよ。
甚六の家にもお礼に行っているのなら問題ないのだけどね。


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気遣い王＠マスオは、義父波平の為に、釣りの日程表をイラスト入りで作っていた。
しかし、バスの運行時間が季節時間でバスは運休の為、波平は帰ることができなかった。
ショックを受けるマスオ。　＞そそっかしいのはサザエと似たもの夫婦。
おかげで、波平はたくさんの魚を釣る事ができたと喜んでいた。

　まぁこれも波平の優しさだね。
誰にでも気遣いができる人ってステキです。

晩御飯はその魚が天ぷらとなって食卓に登場。
マスオは、火傷しないように、タラオの魚をふ～ふ～して冷ましてやっていた。
優しいパパさんです。



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