カテゴリ:京都
下鴨神社の南側には糺の森(ただすのもり)があります。
ここは、枕草子や源氏物語の舞台でもあります。 おそらく、清少納言などは、葵祭の見物に牛車に揺られてこの道を通ったことでしょう。 かつては、約150万坪の原生林だったようですが、現在は東京ドームの約3倍の広さなのだとか。 ケヤキ、ムク、エノキなど約40種類、樹齢200年から600年にもなる太い樹木が約600本生い茂っております。 ここを歩くと、空気もヒンヤリして神聖な気持ちになるのです。 京都市内にあるとは思えないほどの太古の姿を残しています。 おそらく光源氏がブイブイいわしていた頃、 京都全体が、糺の森だったのでしょう。 その木々の間を奈良の小川、瀬見の小川、 泉川、御手洗川 という、古くから和歌などでうたわれてきた清流が流れ、 いっそう自然の美しさを際立たせています。 神社の前にはこんな可愛いカラスがいました。 一瞬、顔ハメかと思ったんですが、 残念ながら違ってっていました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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