カテゴリ:京都
新緑の季節真っ只中の京都です。
今回、新築や転勤する方たち4名と城南宮へ行って来ました。 こちらは方除(ほうよけ)の神社として有名です。 私の場合、海外に行く時は必ずこちらのお守りを持参します。 境内には2種類の「一寸ぼうし」君の看板が立っています。 聞くところによると 城南宮がある伏見区鳥羽地区は一寸法師が上陸した地だそうなのです。 城南宮は、平安遷都の際に都の南を守護するために創建された神社です。 平安末期に白河上皇がこちらに離宮を創り院政を始めてからは 歌会・船遊び・競馬(くらべうま)など王朝文化が始まりました。 その名残でしょうか。 いまでも城南宮では、毎年春(4月29日)と秋(11月3日)に 曲水の宴が行われています。 今回は「曲水の宴」の翌日、4月30日に行ったものですから ほとんどと言っていいほど観光客はいませんでした。 城南宮には、社殿を取り囲むように神苑が広がっています。 白河上皇は、源氏物語の「六条院」の庭園を真似して、 神苑の造ったと言われています。 この神苑は楽水苑と言い 「春の山」「平安の庭」「室町の庭」「桃山の庭」「城南離宮の庭」の、 趣の違う5つの庭から構成されています。 5つの庭園には、それぞれ源氏物語に登場するおよそ100種類の草木が植栽されており、 四季それぞれの趣を味わうことができます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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