こちら昭和こども新聞懐古堂

結婚式が終って村井家に帰る布美枝。

これって寂しいです。
かつて懐古堂が新婚旅行先から空港に戻って来た時
わざわざ出迎えてくれたのが姑と実母。

しかし、実母とはそこでお別れ
姑と一緒に嫁ぎ先に帰って行くタクシーの中で
初めて「もう結婚したんだ」という実感がわきました。
と、同時に寂しい気分になったのも事実です。


布美枝もきっと飯田の家族とは別の車に乗って
帰る時、寂しさと不安があったに違いありません。


初夜というのに先に寝てしまった茂。
飲めない酒を飲んで疲れたのかもしれませんね。
横山さんはきっと「悪い事をしてしまった」と
反省しているに違いありません。


寝ている茂のそばには義手が置かれています。
「御苦労されたのだろうな」とつぶやく布美枝。
左手の義手を見て茂の苦労が想像できる布美枝も心の優しい女性だと思います。




翌朝の村井家の食卓には、和食と洋食が用意されています。

この時代には珍しいパン食の父さんと
ご飯には干物という和食党の母さん。

お嫁さんからしたら、どっちのご飯を食べたらいいのでょう。
懐古堂はおそらく姑と同じ物を食べると思います。
あとで睨まれるのが怖いから結構ヘタレです。


修平父さんはサイフォンの珈琲を飲んでいましたが
どこで探して来たのでしょうか。

懐古堂が幼い時、父はパーコレーターの珈琲を飲んでいました。
MJBの緑の缶がいつも食卓にありました。

パーコレーターと言いましても通じないかもしれませんね。


パーコレーターとはWikipedia

　　　



こういうやつです。
今でもキャンプには必需品です。



さて、村井家の母さんと飯田家の母さんはかなり違いますね。


昨日の源兵衛さんの安来節と言い
今日の布美枝ちゃんことばといい
このドラマはジーンとさせられます。


回想に出てきた小学生の茂とのんのんばあもいい感じでした。

狐の嫁入り
日常でもよく使う天気予報用語。
でも、のんのんばあが言うと何か民話，妖怪話っぽくって趣があります。




のんのんばあとオレ


水木サンの幸福論