こちら昭和こども新聞懐古堂

貧乏神が富田から茂に移動。




いやー、貧乏神のパワーって凄いですね。
侮ってはいけません。


こんなヤツに取り憑かれたら
たまったもんじゃないですから。


貧乏神だけですめば良いのですが・・・






懐古堂、小さい頃に貧乏神に取り憑かれた家族を知っています。



町内でベスト10に入るぐらいの資産家一家がターゲットに遭いました。
羽振りも良く、そこへ行くとおやついっぱい貰いました。

ところが、そこの主人の弟が頼母子講を使い込んで
賭博、くすり・・・と転落。
家は競売に出されてそのＮ家の家族は夜逃げ。
Ｎ家の親戚は火事で引越し。



しかし、そのＮ家は貧乏神だけではなく
死神までやって来たのです。




張本人の弟は阪神電車に飛び込み自殺。


その直後、
懐古堂の家に刑事さん2名が聞き込みに来られました。
それも名指しで。
懐古堂ちゃんに話を聞きたいと。



Ｎ家の弟が死ぬ直前に会話した子どもが
なんと懐古堂と友だちＭちゃんだったそうで。
あれこれと質問されました。
「Ｎさんって知ってる？」から始まり・・・
「何でもいいから知っている事話して」

懐古堂知っている事ベラベラ喋りました。
飼い犬の名前まで。 ＞アホです。


近所のおばさんが懐古堂と話している弟を見たとチクったらしいです。

きっと、ロザンヌレディの靖代さんみたいなおばさんだったのでしょう。


余計な情報ばかり刑事さんに話して
肝心な事は何ひとつ言ってません。
聞き込みって大変ですね。


ただ原っぱで遊んでいた懐古堂に近づいてきて
御神楽のような踊りをする男性がいたことしか記憶に無いので
その事だけは伝えました。
小学1年生の懐古堂の思い出です。



その男性はおそらく「鬱」だったのだと思いますが
その御神楽が未だに脳裏に焼きついています。



その後、弟が踊っていたのは天●教の踊りだった事が判明。





村井夫婦は貧乏でも明るいので
それだけでも救われます。
もし死神までやって来たら悲劇です。




陽気な貧乏と
陰気な貧乏



陽気な方が良い気がします。
陰気だと死神までやって来ますよ！！












布美枝ちゃんの着物と帯はとうとう質草になりました。
戻って来れるでしょうか。

質屋の亀田さんの情けだけが頼りです。
それにしても質札の多い事。
亀田さんのお店も大変でしょうね。お察しします。

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