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テーマ:ねこといっしょ(8896)
カテゴリ:☆私の物語り
私のウェブホームページはこちらからね。 私のブログをお訪ねくださいましてありがとうございます。 ネコにカツオブシといいますが(それも好き!) 皆さんに、このページを 開いてもらうのも、うれしいです。『このページはリンクフリーでお願いします』 ☆神隠しと黒猫供養 このお話は 前回 のつづきです。・・・・ 村は豊になり、子供もたくさん生まれた。 やがて子供たちが大きくなり、明見之海で遊ぶような年になると 夕方になっても帰らない子供が出てきた。 大勢で付近の山を探したが見つからない。明見之海も探す。 龍神の祟りがあると伝えられ、漁もしない沼は深く 長い竹でも湖底に届かない・・・遺体も揚がらない・・・ 不思議な事に忽然と神隠しに会う子は長男に限っていた。 村人は明見之龍王に祈願すべく春の五穀豊穣を祈る祭壇を清め 供物を供えていると近くを通る鎌倉往還から旅の老婆の唄が 聞こえてくる。聞かずして聞いていると 「われは悲しや あすみの里を はなれつく 寒川のきし・・・ ねこの身かなし・・・」と唄う 村の年寄りの顔は蒼白となった。 村人は龍王へのお願いを済ませ あまんどうの木と明見の海が見える丘で 女性と黒猫の供養をした。 そうだ 後日談につづく お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.05.25 05:51:01
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