テーマ:今日の健康状態は?(10617)
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日曜日
朝、看護助手さんがおしぼりをもってきてくれる。 「されませんか?」と言われる。 私に、母の顔拭きをしないかという事。 ちょっと恥かしい気もしたが、前日、看護助手さんがしたような感じ 見様見真似で、母の顔を拭いた。 気持ち良さそうな顔をする母 「気持ち良い?」と聞くと 「うん」と静かに言ってうなずいた。 長女の持ってきたたい焼きがあり「ちょっと食べる?」と母に聞くと 「うん」と言って 一口食べる。 「美味しい?」と聞くと 「うん」と答える母。 栄養食品のアイスやゼリーは1口~2口食べる程度。 すっかり痩せた母だった。 一週間前とは全然違う。一週間前は会話もできていたのに。 母の妹、みいさんが来てくれた。 みいさんは、痛いという母の身体を優しくさすっていた。 母が珍しく「お風呂に入りたい」と言った。とてもびっくりして 正直 とても嬉しい気持ちにもなった。 ここ、約1か月 そんな事言うことなかった。 逆に、「その言葉に深い意味があるの?」とも思った。 最後に綺麗にして・・・・・・なのか?と 母の想いを尊重したいと思って母に 「今日は急に言っても、準備とかできてなくて無理かもしれないから聞いてみるね」と言った。 母は 「うん」とほほ笑んで答えた。 痛いと訴え、私は身体をさする。薬が少しずつ増える。 しばらくすると、母は スースーと寝息を立て休んでいく。 長女が来た時 みいさんは「私も泊まれる日は泊まるから、皆で交替しよう」 と言ってくれた。 が、姉は、きっぱり 「いいよ、大丈夫、私も明日は泊まれるし、次女も泊まれる日は泊まって 私達で交替して泊まるから・・・」と言った。 私は、正直 みいさんの好意に甘えてもいいんじゃない?みいさんだってそうしたいんじゃない? と思ったが、姉がそうゆう想いなら、それが良いのかも と、言葉を飲んだ。 病棟には、家族が泊まれる部屋があったが、そこは随分寂しくて そこで、休む気にはなれなかった。 私は、デイルームや 病室のソファーのあるスペースで横になっていた。 ソファーのスペースは、横の母の寝息が聞こえていた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年11月08日 12時03分15秒
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