カテゴリ:子供のこと
私の母が亡くなって、今日でちょうど2ヶ月。
入院中の母が、「七五三の写真を見ていたらかずまに会いたくなっちゃった」と それだけを言うために電話をかけてきたのが11月の末。 結局最期にかずまに会わせてあげることができなかったことが今でも悲しい。 かずまは自宅で横になっている母の亡骸には近寄ろうとしなかった。 いつも「かじゅま、かじゅま~」と笑いかけてくれていた母ではないことが 怖かったからなのかもしれない。 けれども、納棺されたあとは、ちょっと距離ができたからなのか扉ごしに 見える母に向かって「ゆうばあ、ゆうばあ」(かずまは母のことを「ゆうばあ」 と呼んでいた)と何度も話かけていた。 寝ていると思っていたのかも知れない。 2才の子供にまだ『死』はわからないと思うけれど、実家を発つとき祭壇に向かって 手を合わせると、かずまが「ゆうばあ、寂しいね~」と言ったのがなんとも不思議な 気がした。 理屈ではわからない、でも、感じる力は2才でもあるのかも知れないと思った。 ゆうばあのことを覚えているのは無理だと思うけれど、生まれたときから とても可愛がってくれたおばあちゃんがいたことを話してあげられる日がくれば いいなと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
February 18, 2005 01:56:23 PM
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