キラウエア火山のプウオオ火口の溶岩流が心配。。
現地時間28日早朝、キラウエア火山から流出した溶岩が、東端の町パホアに到達し、町全体が危険にさらされているというニュースが… 最新の溶岩流の画像ニュースは、こちら→Hawaii Volcano Obserbatory(クリックして開いたページのクリーム色の枠の中の3行目の、photos/videos の文字上をクリックすると迫真の写真に繋がります。現地のハザード地図は、maps の文字上をクリック) (October 28, 2014-Kilauea … 時系列の画像がオンタイムで掲載されています) 白煙と炎をあげながら樹木や道路や墓地を飲み込んでいく様、フロウフロントの位置を刻々と伝える画像は、鬼気迫る状況です。ジワジワと迫り来る溶岩(Lava)。。ほんとうに恐ろしい。。 殆どの住民のみなさんは、既に自主避難されているとのことですが、これ以上被害が広がらないことを祈るばかりです。。 。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。 こちらの画像は、今年の1月末のハレマウマウ(Halema'uma'u)火口 ジャガー・ミュージアム近くからの眺めです。 この時は、水蒸気のような白煙しか見えませんでしたが、時々、白煙がものすごい量になって視界が遮られることもありました。。こんなに火口の近くに居たなんて…今思うと恐ろしい… こちらは、ジャガー・ミュージアム内の展示画像火の女神ペレ(Pele)のパネルも展示されています。。(このページの冒頭の画像も) 美しく情熱的で、気性も激しく、人々を焼き尽くすとして畏怖の対象とされているとのこと。 ペレの魂が眠るとされているハレマウマウ火口 今回の6月27日からの噴火は、 こちらより東側のプウオオ(Pu'u'O'o)クレーター、溶岩は、そこから東断層に沿って更に北東側に流出している模様ですが、 ハレマウマウ・トレイルは封鎖、クレーター・リム・ドライブとクレーター・リム・トレイルの両方の道も、 ジャガー・ミュージアムから南側のカルデラからチェイン・オブ・クレーターズ・ロード・ジャンクションまでが封鎖されているとのことです。 道路封鎖の最新の情報は、→国立公園ハワイ火山(Area Closures and Advisories) 指でつまんでいるのは「ペレの髪」…ガイドさんがみつけてくれました。。ガラス質の溶岩成分の一部が、ふわふわした細~い繊維状になっているんです。 でも、持ち帰るとペレの怒りに触れる…とのことで、ちゃ~んと自然に戻しました^^。 中央と右側の写真は、オヒアの樹とレフアの花ペレが一目惚れしてしまった青年オヒアは、レフアという恋人がいたため彼女を拒絶…怒ったペレは、オヒアを醜い樹に変えてしまったのだそう。。それを見た他の神々が、レフアを憐れんで、彼女をその樹に咲く花に変え、晴れて二人は結ばれた…という神話。。。 今回も、マダム・ペレのご機嫌が、早く穏やかにおさまってくれますように。。