事の始まりは歯石除去手術。
入院中の銀ちゃんは先生や看護師さんを全く受け付けず何も食べなかった。
でも帰って来てすぐにカリカリをパクパク食べたから安心したんです。
だけど次の日から今まで食べてたカリカリを全然食べなくなって…
何で?何わがまま言ってんの??ってあたしほっといたんです。
わがままに付き合って次々カリカリ替えたり出来ないのよっ!って。
そしたらたまにちょこっと食べるくらい、で2週間くらい経ってしまって
これはさすがにまずいと思って8/10に病院に行ったら
「食べないと肝臓の病気になってしまうんですよ」って…
すぐに血液検査をしたら、肝臓より腎臓の数値が悪くなっていて。
手術前は何ともなかったのに。
その日皮下点滴をして、11、12、13日も同じ皮下点滴に通いました。
そして8/13の血液検査では数値が半分くらいに下がって一安心。
でも8/14、15は病院が休み、16日には行けたけど17からは北海道
次に行けたのは23日でした。
そしてその日の検査ではまた数値が戻ってしまっていて・・・
毎日点滴に通う日々が始まりました。
会社から帰って来てすぐ病院、病院が休みの日は先生と看護師さんの好意で
朝7時に点滴だけしてもらってから出勤、で一週間。
8/30の検査では数値の戻りは今ひとつ・・・もうちょっとがんばりましょう!
と先生に言われて、次の一週間も同じように繰り返しました。
そして9/6にまた血液検査。数値は・・・・戻っていませんでした・・・・・
ずっと「病気ではないけど、病気の一歩手前の状態」って言われてたのが
腎臓病ということになってしまいました。
腎臓は一度悪くなると良くなることはないんだそうです。
これから出来ることは進行を少しでも遅らせることだけ。
皮下点滴も自宅で出来るって聞いてはいたけど「絶対無理!」だし
カリカリも今でさえ食べないのに処方食なんて無理に決まってる・・・
こんなに毎日頑張って通ったのに効果がないなんて・・・
あたしのせいだ…手術をもっと早くやってれば…もっと早く病院に連れてけば…
旅行に行かないで点滴を続けてれば…
後悔ばかり浮かんで目の前が真っ暗になって、不覚にも涙が出て出て。
どうしたらいのか考えられなくなって、その日はとにかく家に帰りました。
家ではPCを開く気にもなれなかったけど、翌日会社で少し冷静になって調べたら
自宅で皮下点滴という方がたくさんいて。
あたしは独り暮らしだから絶対無理って決めつけてたけど
やってもみないで出来ないってのはいけないんじゃないかと思い直したの。
まだ初期なんだし、そんなに気落ちしないでがんばろうって。
昨日の夕方1人で病院に行って、先生に家でやってみますと伝えました。
費用のことを確認して、やり方は実際に本人を連れて行ってやりながら教えてもらう
ということで、今日の朝銀ちゃんを連れて行って来ました。
点滴の費用はだいたい1/3といったところ。
上手く出来るかどうかはわからないけど、毎日キャリーに入れられて自転車に乗せられて
診察台で針を刺されるというストレスからは解放されるかな。
今日百均で点滴パックを吊るすフックを買って
点滴の時に動けないようにするために自分の着なくなったパーカーを縫ってみた。
明日の夜初挑戦、どうだろう?上手くいくかな?
と、長々書いてきたけれど、当の本人銀ちゃんは元気です。
相変わらず食べないけれど。400gくらい痩せちゃったけれど。
本当はリンが少ない方がいいとか、カリカリ制限があるんだけど
今はとにかく食べてもらわないといけないので、カリカリ山ほど買い込んでます。
カリカリをお皿に出しておくだけだとほとんど食べないの。
だから手に乗せて口元に持って行く。
寝転んでるところにしずしずとお持ちする。「これでいかがでしょうか?」
ほとんど召使、いや、下僕のように仕えております・・・^^;
明日・・・・緊張する・・・・でもきっと大丈夫!
失敗しても気にしない。最初から上手に何なんて出来ないのは当たり前。
少しずつでも続けることに意味がある。
と、1人呪文のように繰り返しているのです。
長文失礼しました。読んでくれた方、ありがとう。
銀ちゃんはがんばるよ!