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ばっすぃ~の、笑う門には福来る

ばっすぃ~の、笑う門には福来る

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ばっすぃ~

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2006/01/17
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ハーフマラソン、それは肉体、そして精神の戦いである・・・・

午前5時30分
起床。
目覚ましを止め、顔を洗いにいく。
親が朝食を進めたが、レース中での腹痛の心配があるのでパスする。

午前6時00分
家を出発。
集合は6時45分、余裕で間に合う時間だ。
コンビニでスポーツドリンク・カロリーメイト・ウイダーインゼリーを買う。

午前6時35分
集合場所に到着する。
10分前にもかかわらず、他のメンバー(8人)はもうそろっていて、私が一番最後だった。
カロリーメイトを食べる。

午前6時58分
電車に乗り出発。

午前9時00分
会場到着。
小学校の校庭で軽い開会式が行われる。
パンフレットを見たところ、私たちがハーフマラソン参加者最年少らしい。
また、ハーフマラソンのコースが、1週7キロのコースを参集すると記されていた。

午前10時30分
レース開始30分前。
軽くトラックを周る。
ウイダーインゼリーを飲む。

午前10時55分
開始5分前、スタート位置に並ぶ。
参加者約400~500人。
目標タイム1時間50分を目指していたが、急に走りきれるか不安になる。
というのも、ここ1週間補習が多くまともに部活に参加していなかったからだ。

午前11時00分
レース開始。
スタート直後なので皆で固まって走る。
が、数分で分かれることに。
部長・顧問の先生・1年生エース・1年生・私・以下・・・・と続く。

午前11時05分
ちょうど1キロ地点を通過。
目標タイムの目安として、1キロ5分を目指していたので予定通りのペースだった。
が、ここで雨が降り始める。
小雨だったが最初の不安が更に増した気がした。

午前11時10分
2キロ地点通過。
後ろの1年と2年に抜かれる。
ついていこうとしたが、後のことを考え、このままのペースで走ることにした。

午前11時20分
4キロ地点通過。
5秒ほど遅れてきたが、足は問題なさそうだ。
雨が大降りになる。
体が一気に冷えた。
周りにうちの部員は見えなくなり、孤独感が私を襲った。

午前11時25分
5キロ地点を通過。
いまだペース落ちず。
先に行った1年生を抜き去る。
ペースを考えるようにと声を掛けた。

午前11時35分
7キロ地点を通過し2週目にはいる。
いまだ25秒のロスタイムだけですんでいる。
少し元気が出る。

午前11時50分
10キロ地点を通過。
スグに中間地点の看板を見る。
ここまでと同じ距離を走るのかと思うと、少し憂鬱になった。
雨が強くなる。

午前11時55分
11キロ地点を通過。
雨のため体の、特に手の感覚がなくなってくる。
体中に重さを感じる。

午後12時01分
12キロ地点を通過。
とうとうロスタイムが1分になる。
先に行った2年生を抜き去る。
先走りすぎたらしく最終的に彼はタイムをかなり遅くしてゴールしていた。
最初についていかなくて良かったと自分の気持ちを高めるように勤めた。
実際この雨の中、体よりも精神が潰れないか心配だった。

午後12時06分
先頭の走者に抜かれる。
悔しさがこみ上げた。

午後12時11分
14キロ地点を通過し3週目に入る。
気持ちを強く持とうと思ったが、後1週ではなくまだ1週という気持ちが大きく出てしまった。

午後12時22分
残り5キロ。
急に体が重くなる。
腕の感覚は雨のためもう無く、足を上げるのが少し苦痛になった。
大きい水たまりを踏んで、足先まで冷えてきた。
これだけ走っても体温が上がらないというのは不思議な感覚だった。

午後12時34分
残り3キロ。
初めて、足が疲労していることに気がつく。
気がついた途端に肉体的にも精神的にも弱った気がした。
雨のためもあるが、丁度周りに他のランナーが全く見えなくなった、止まってしまおうかとも考えた。
止まって歩いたらどんなに楽かという雑念が私の心を支配している気がした。
ふと、最初の目標を思い出した、止まるわけにはいかなかった。

午後12時42分
残り2キロ。
このコース最後ののぼりに入る。
全く足が上がらない。
もしかしたら普通に歩くのと変わらないペースで走っていたかもしれない。
心が折れないよう、なるべく楽しいことを考えることにした。
クラスの友達のことを考える。
少し体が軽くなった気がした。
目標タイムはもう無理だと悟る。
ここで、時計を見るのをやめる。

午後??時??分
残り1キロ。
心の中で、好きな友達のことを考えながら、好きな歌を歌いながら。
必死で走った。
普通残り1キロを見ると嬉しくなるものだろうが、いまの私にはとてつもなく長い距離に感じた。


スタートから1時間56分08秒
ゴールのゲートをくぐる。
両足のふくらはぎがつりそうで歩けず止まっていると、部活の仲間が寄ってきてずぶ濡れの俺に傘を渡してきた。
もう濡れてるからと、笑いながら傘を返した。
久しぶりに心の底から笑えた気がした。
いつも、山の頂上に上ったときの感覚に似ている気がした。
すがすがしい笑いだった。


===あぁ~読むだけで疲れるね♪少しでも私の疲労度をわかってもらえればと思います。===





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Last updated  2006/01/17 03:51:58 PM
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