美しき日々(2001 全24回)
孤児院で育ったヨンスは、大会社の社長宅に、住み込みの家庭教師としてはいる。 清楚で献身的なヨンスが、高圧的で尊大な兄ミンチョルと、忍耐強く誠実な弟ソンジェに、同時に求愛されるという音楽業界メロドラマ。 何がかわいそうって、やっぱりソンジェですよソンジェ~ソンジェ派からすれば、何やってんだアンタ…って感じの話ですネー15年もゴリ押し一家にゴリ押され続けて育ったので、強引に出られると反射的に従ってしまうんですかネー あぁかわいそう最後までー このドラマは、「冬ソナ」の後番組だったんですが、「冬ソナ」より生活感があって興味深かったです ヨンスが、5、6階建てのアパートの屋上に住んでて、屋上で棒で叩いて洗濯してたり、髪を洗ってたり、そんな貧乏そうなのに、キムチの瓶はゴロゴロ豊富にあったり・・・後、ある意味衝撃的だったのは、布団が敷きっぱなしで、そこに遊びに来たソンジェと、布団の上で手土産のリンゴや蜜柑食べだしたり… すんごい金持ちのミンチョルの家は、妙なゴテついた彫刻やテラスや、広ーい庭のある大豪邸な筈なのに、駐車場が無くてか、家の前に路駐してたり・・・ 外車が二台も…治安が良いんでしょうか?悪いんでしょうかぁ? また、ミンチョルの妹のミンジが、「親子で銭湯にいくなんて、仲の良い親子のすることよね。」 と、言ったり。(豪邸に住んでても仲が良いと銭湯に行くんですかぁ?) そーゆー文化面も楽しめますが、やはりそれぞれのキャラも一人一人が強烈です。 例えば、常に絶叫している印象のヨンスの妹のセナは、後半も怒鳴っていながらも、優しさがにじみ出る(ある意味ヨンスよりも善人かも)という面白いキャラでした。 この話も、ストーリィの方向性がなし崩し的に、視聴者の意向等で決まって行ったために、ソンジェとヨンスが、小さな頃に会っていたという伏線が、結果的にヌル~イ印象になってしまったのが面白い所でした。 後、後半何度も倒れるミンチョルの父は、死んじゃう前になんかゴッツイ見せ場があるのかと思ったら・・・ただ無駄に倒れているだけだったというアガサクリスティ的引っかけも印象的でしたぁ。(なし崩しの余波?) それにしても韓国ドラマは、二人の求愛者が現れても、主人公がかなり早い段階で一人に絞り、以降何があっても一途でブレないので、三角関係が成立しにくく、完全なカップルに一人がただ横恋募しているパターンが多いですね・・・それともこれが韓国風なんでしょうか。 【中古】海外TVドラマDVD 限定 美しき日々 DVD-BOX (1)【画】価格:1,050円(税込、送料別)人気ブログランキングへ