潜水服は蝶の夢を見る(Le Scaphandre et le Papillon 2007 仏、米)71
「奇跡を信じるのは危険だ、尊大な人間になるから」ジャン・ドミニク脳梗塞で倒れ~ロックトインシンドロームと診断されまばたきだけで自伝を書き上げたジャン・ドミニクさんの約一年間のセミドキュメンタリー風映画元ELLEの編集長ジャン・ドミニクは、まだ42歳だというのに華やかな人生から一転して身動きの叶わない闘病生活を送ることになるしかし彼の生来の楽天的でユーモラスな性質が、この設定での生活を悲惨なだけでなく温かく伸びやかで生き生きとしたものに感じさせてくれましたまた映画では~子供も三人もいるのに瞬きしか出来ないような状態に陥ってもなお~元妻と愛人との三角関係に人生を費やそうとするフランス人の最後の最後の最後まで~男と女であり続けたい~~という凄まじいまでの執着、人生観、生き様~を見せつけられたな~と強く感じました~彼の療養していた海辺のベルクの海軍病院は ナポレオン三世妃ウジェニーがスポンサーになっていたもとは結核病の子供のための病院らしいのですが 彼が寝たきりのような状態の中でディアギレフやニジンスキーやウジェニー妃を病院内に自由に登場させるシーンなどの夢と現が交錯する映像が~幻想的で耽美非常に印象的でした【中古】 潜水服は蝶の夢を見る /マチュー・アマルリック,エマニュエル・セニエ,ジュリアン・シュナーベル(監督),ジャン=ドミニク・ボビー(原作) 【中古】afb価格:980円(税込、送料別) (2020/3/23時点)楽天で購入人気ブログランキングへ潜水服は蝶の夢を見る(Le Scaphandre et le Papillon 2007 仏、米)