カテゴリ:韓国
手すりにつかまる。手と足の力で、岩山をよじ登る。手が冷たい。しかし手袋は使えない。 「誰でも登れる簡単な山」の予定だったので、手袋はファッション性重視。おまけに靴はスニーカー。今後行かれる方は、軽登山靴と、滑らない手袋は必須アイテムである。 凍えそうな手で、手すりを掴む。そして、登らなくてはっ! だって、人が数珠繋ぎなのだ。つらくても前に進まなければ後が渋滞だ。 それにしても韓国人は山好きだなぁ~。 こうして、なんとか到達した頂上から眺める景色は最高! 山々がソウルが一望できる。よく登れたなぁ~。うるうる・・・。 しかし、狭い頂上は人で人で溢れている。ちょっと動いて人に当たれば突き落とすかも??? 気をつけよう~。 眺めを堪能し、降りよう! じじい達は普通に降りていく。しかし・・・・。ねえさん、降りれない!? うっ、怖いっ! 岩と岩の間に間違って足を入れたらこける。こけたら落ちる・・・。足が踏み出せない・・・。 あぁ、どうしよう~。じじい達、さっさと降りている。待ってよ~。でも気付いてくれない。 日本語で大声を出すのはためらわれる。そして口をでた言葉は・・・・。 「アッパ~。アッパ~。(パパ。パパ。)」半泣きで叫ぶ。 この叫びにより、じじいが気付く。戻ってきて、降りるのを手伝ってくれる。あぁ、助かった。 少し降りたトコロで昼食。時間もちょうど12時だ。岩の上で食べるキンパブはまた格別なお味。 さて、じじいが、またまた無理難題を持ちかける。縦走をしようと言うのだ。尾根には、ずっと手すりが取り付けられている。細い細い尾根である。 とりあえず、行ってみよう。ねえさんが歩きだす。前から来る人がいっぱいで歩けない。すれ違う場所がないのだ。 みんな何かを言ってくれる。「ハングルマル モルラヨ~。(韓国語、わからへん。)」と言い続ける。 すると、「日本人ですか? あっちは人がいっぱいです。行かない方がいいです。」と教えてくれる。 じじい、偵察に行く。「あかん。あっちはあんたみたいなおばちゃんがいっぱいや。動かんわ。」 どういう意味やっ? 訳すると、ねえさんのようなへっぴり腰のお嬢様がいっぱいで、大渋滞らしい。ふ~ん・・・。 こうして、下山を開始することになる。あぁ、よかった。 ★頂上の景色は最高でしたよ~。ランキングに一票をよろしく!(ブログランキング ブログ村) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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