そば・わさび -薬効成分-について
そば(蕎麦)について
特有成分「ルチン」が含まれている。
これは毛細血管を丈夫にする働きがある「ビタミンP」の一種。
脳溢血や出血、凍傷の治療に使われる成分。
また、「ポリフェノール」の親戚で抗酸化物質。
血管壁を強化するコラーゲンの生成を助け、毛細血管を丈夫にし、
動脈硬化を予防する働きがある。
(※ まれに体質により、アレルギーをおこす人もいます。)
そばの実は外側は黒っぽい色で、内側は真っ白。
甘皮を含んだそば粉を使えば、黒っぽいそばになり、
芯の部分に近いところだけを使えば、白っぽいそばなる。
ルチンパワーを活かすには、
白っぽい更科そばより、黒っぽい藪そばの方がよい。
(但し、色だけ黒っぽく仕上げている品があるから要注意。)
わさび(山葵)について
その殺菌・防腐効果があり、お刺身やお寿司などには欠かせ存在です。
わさびに含まれている、「ベルオキシターゼ」という酵素は、
体内に侵入した異物のもつ毒素を解毒する作用があり、
さらに染色体異常や放射線から体を保護する実験結果が報告されています。
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