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Nov 4, 2005
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カテゴリ:アート関係
2005-11-04 18:05:18


このサントリーミュージアムのギャラリーは私の好きな美術館の一つです。

この建物は、安藤忠雄氏の設計に寄るものです。
私は氏の建築物を多くは知らないですが、おそらく氏の代表作として指折りに入るようなものではないかと思えるぐらい、氏のコンセプトとしているところの、光と環境(自然)との調和を隅々まで感じさせてくれるものです。

まず、このミュージアムが建てられた経緯から書いてみます。
このミュージアムは、サントリー元会長故・佐治敬三さんの悲願の美術館だったようです。
それで、会社の創業90周年事業の一つとして、安藤氏へ佐治さん直々に設計依頼されたのだそうです。
結果、1994年に社の創業の地である大阪(天保ハーバービレッジ)、つまり今のところに建てられたのですね。

昨日の11月3日は、一日中、入場料が無料だったのですが
このミュージアムが開設されたのが、11月3日であり、またこの佐治敬三さんの命日が
なんと11月3日だそうです。
いや~偶然とは思えなくて・・ほんと悲願の建築物であったんだなぁって想像してしまいます。
まぁ、それで記念日として全館無料なんですね。
もっとも、最近この11月3日(文化の日)には入場無料の美術館も増えてきているそうですが。


2005-11-04 19:18:57

それから、伝え聞くところによると
先ほど書きましたように、安藤忠雄さんがこの元会長の悲願だった美術館を請け負ったわけですが、実は、氏もびびりながらもよく達成したとのことです。
しかし、この湾岸構想に携わられたことで安藤建築がいきなり飛躍したとも言われています。

この当時のことは、建築に携わられている ある方が書かれた文によく表現されているので、
ここでご紹介したいと思います。
(すみません、お名前を記載しておくのを忘れましたが転記させて頂きます)

『今でこそ、大阪湾岸沿いは、北港・南港など各地の開発も進み大きく変貌を遂げつつあるが、近代化の波の中で一時忘れかけられいた、本来豊かな水資源を誇る“水の都”でもあった大阪を取り戻す社会環境構築への突破口として、さらには大阪湾から瀬戸内海へとつながる文化圏の構想拠点として、このミュージアムは創りあげられた。

建築家としてできること、そこには、ひとつのミュージアムを建てるということの情熱にとどまらない、その存在をもって社会をも動かすという使命を課し、多くのものを手掛けられてこられた世界建築家、安藤忠雄氏はそれを背負い、成し遂げてこられたのだと思う。

サントリーという企業による民間のミュージアムが、民間という枠を超え、現在は、東京・福岡では都・市の美術館で行われていた『アール・デコ』が開催されているなども、この事業が大阪湾岸の公共のひとつの革命事業であったかがうかがい知れる。』


私など生来の大阪住民なのに、学生当時から、「大阪の街はゴチャゴチャしていて好きでない」などと言ったりもして、神戸や京都などに出かけることも多かったのですが、
こうして“水の都”としての大阪を取り戻そうという一大構想が練られ、着々と施工されていたんだと思うと何んだかジーンとさせられました。



『アール・デコ展』
「サントリーミュージアム」の魅力





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最終更新日  Nov 4, 2005 06:33:20 PM
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