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カテゴリ:バラの管理
本年も残すところ数日になってきました。 慌ただしい日々が続きますが、今年お買い 求めになったバラ大苗の管理法を少し説明 したいと思います。 いつものように管理して特段の問題がない 人は、例年通り同じように管理してくださ い。 写真のようなしっかりした鉢入りのバラ苗 の場合、一番良い管理はそのまま春まで水 やり程度で育てていく事です。いろいろな お店からいろいろな形状でいろいろなバラ 苗が出ていますので、今回はザ・ローズシ ョップからお届けしているバラ苗限定の管 理を説明します。 まず最初に届いたバラ苗の鉢を確認しまし ょう。基本的にザ・ローズショップのバラ 苗は、白いプラスッチックの鉢とグリーン (稀に黒)のスリット鉢の二種類です(大 きさは6号7号など、バラ新苗は別)。 白い鉢のバラ苗は、春までに一回り大きな 鉢に植えかえたり、露地植えをお勧めしま す。何故なら今年の春からしっかり鉢で育 てて根が十分鉢に回り、鉢自体が小さくな っているからです。 グリーン(たまにブラック)のスリット鉢 に入っているバラ苗は、基本的にそのまま 春の一番花が咲くまで問題がないような仕 様になっています。できればそのままの状 態で管理する事をお勧めします。 このバラ苗の土は、ザ・ローズショップの 「バラの土」ではありませんが(価格など のいろいろな事情により)、十分な保水性 と水はけ、地力を兼ね備えた土(多少粘土 土ですが、水はけは全く問題なく、かえっ て土の本来持っている力を最大限に引き出 しています)なので、すぐに入れ替えたり 植えかえたりする必要はありません。また スリット鉢に入ったバラ苗は、今年の10 月から11月にバラ農場から掘り上げられ たバラ苗や一部イギリスなどから輸入され たバラ苗を鉢に植えこんだものなので、品 種によっては、まだ十分バラの根が伸びて いない場合もあります。 いづれにしても、あまり余計な手はかけず そのまま管理する事をお勧めします。もち ろん植えかえたり、地植えにしても普通は 問題ありませんので心配しないでください。 また、マイナスの気温が何日も続くような 寒冷地の管理はちょっとした注意が必要な ので明日の「バラの管理その2」で。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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