Power of dream　～いまを生きる～

何も私のことを知らない子供たちの顔を見るたびに、
何だか切ない気持ちになります。

中には、
「アブラナ先生、一生○○中学校に居てねぇ～～～」
と言ってくれる子供もいたりして。
その度に、何だか嬉しくもあり、
でも、実際には他の学校に異動してしまう哀しさも感じます。

私だって、ずっと今の中学校で、皆と一緒に卒業したかったよぉ～～～

どのような子供でも、本当に教わりきれないくらい、
いっぱいいいものを持っています。
大人になったら、すっかり忘れてしまう、純粋で新しい発想・・とか。
私は、この1年間、実験のことや、先生方の仕事のやりかただけでなくて、
子供達からも、いっぱい色々なものを吸収したいという気持ちで、
過ごしてきたから、なおさらです。

あまりにも、自分の仕事のことでいっぱいいっぱいで、
やることなすこと不器用過ぎた、学校職員生活1年目。
それに度重なるように、プライベートでも、
考えることや、やるべきことがあふれるほどになってしまい、
1年目だからこそやるべき、充分な事前準備や勉強まで、
手がまわらないときもあって、
仕事の能率を下げた・・・そんな2005年度。
（今思えば、プロ意識に欠けていたなぁ～～と、強く反省。）
そんな私を、皆が優しく、時には厳しく見守ってくださったのだから、
大いに感謝です。

そして、そんな私をこれから受け入れてくれる、
次の学校にも、大いに感謝・・・

明日が今の学校での最終勤務。
悔いの残らないように、引継ぎしっかりしたいと思います。

（この内容のこと・・・最後の辞校式のときに、先生方に言おうかしら・・・。）

子供たち向けの言葉も、考えなくちゃ・・ね。