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テーマ:仕事しごとシゴト(23653)
カテゴリ:仕事のこと
今日も相変わらず、実験の準備であたふたあたふた。
そのときに、生徒が 「カエル(アフリカツメガエル)が死んでるよ・・・」と一言。 見てみたら、 3匹ほど、腹を上に向けて浮かんでる・・・・・。 生きてるのか、死んでるのかわからないカエルもちらほら・・・。 かろうじて、そのときには元気そうな蛙も何匹かいたから、 ホッとしていたのもつかの間・・・。 お昼が終わったら、何かがおかしい。 何だか他のカエルも弱っているみたい・・・・。泳ぎ方も何だかぎこちない。 いつもと違う・・・・。 急いで、ご臨終を迎えたカエル(7匹位いました。)を、外にすくいだし、 持ってきた土の上にのせる。 そのままにしておくと、 水が汚れてしまい、元気なカエルにまで影響を与えたら困る。 水もかなり汚い。そして元気そうなカエルも何だか苦しそう。 水の循環も、かなり悪くなっている。 ついでにお掃除だぁ~~~~。 ということで、元気そうなカエル(そのときは3匹いた)を、 いったん別の水槽に移しました。 カエルは寒いのが苦手なので、ぬるめの水を入れて、 その中に元気そうなカエルを入れました。 最初は見た目、本当に元気そうでした。 ところが、餌を食べるかな?と思って、何個かその中に餌を与えましたが、 全く受け付けませんでした。 えっ?どうして?と思いましたよ~~~。 そして何だか苦しそうに、水の中から顔を外に出したり。 そのうち1匹の泳ぎ方がおかしくなって、 動きが止まってしまったのです。 ツンツンと突いても、全く動かない。 しかも表皮の色が白っぽくなって・・・。 周りから白いものが出てきて・・・・。 死にました。一匹。 もうどうすることもできない・・・・と、絶望感でいっぱいになりました。 そうしているうちに、1匹がまた腹を上に向け、動かなくなったのです。 最後に生き残った一匹は、まるで眠るかのように・・・・。 そのままの姿勢で動かなくなりました・・・。 表皮も、青々した色から、白っぽくなり、血の気が失せた感じになって、 「死んだんだ」とはっきりと。 私は、蛙を助けることができなかったという無力感で、いっぱいになりました。 (一瞬ね) そして、そのことを、蛙に関わった先生方すべてに報告しました。 開口一番、 やはり今日の寒さで、かなり弱ってしまったね。 の一言。 蛙は、寒さにとことん弱い動物。 そのため、ほとんどの蛙は、冬眠して過ごす。 ところが、水槽の中という環境では、冬眠できない。 アフリカツメガエルは、水の中でしか生きることができないから、 当然冬眠できない。 こんな寒い中、冬眠しないで冬を越すことができるか、それが大きな課題となります。 「冬を越せなかったんだね」 その蛙たち、学校で飼う前に、私の家に一晩過ごしたこともあり、 私自身も、愛着が沸いていたのです。 だからこそ、その蛙たちの臨終を見てしまったとき、 ものすごく悲しくなりました。 お墓をつくる・・まではしなかったのですが、 最後は、全員、腐葉土がこんもり積んであるところに、 蛙たちに、 仕事で疲れたとき、癒してくれて、ありがとう。 自然の成り行きで、土にかえるように・・・・。 と、追悼の言葉をつぶやきながら、 私は精一杯のお祈りをして、蛙たちに最後のお別れをして、 その上に、枯れ葉たっぷりの土をかけて、安らかに眠らせました もう夕方になってしまいました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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