Power of dream　～いまを生きる～

実は、
Ｔ混声とＫ女声を、退団することにしました。

合唱団を一つに絞る・・・・。
それも一番大好きな、Ｂアンサンブルだけを残すという形。
正直、合唱団を整理するにあたって、
とんでもなく大きな葛藤を抱いていました。

ずっと、合唱団３つは辛いな、きついなと、思っていたのですが、
追悼コンサートまでは、とにかくひたすら突っ走っていました。
ときに、週４回歌っていたことも。（声楽レッスン含めて）
仕事時間と同じくらい、合唱に費やしていたんだな。
それを思うと、本当に、貴重な体験をさせていただいた、
そんな感じがします。

何だか、歌うことと、理科の先生の助手すること、どっちが本業なのか、
わからなくなってしまったときもあったり・・・。
しまいには、歌うことを、本業にしたいとまで考えて、
とあるプロの合唱団の、オーディションを受けたり。
（まんまと落ちたけど。）

本当に色々あったよ・・・。ここまで来るのに。
たかが趣味・・・とはよく世間ではいわれるけど、
私がそこまで育つ！？ことができたのは、
まさに"合唱"のおかげだもん。

就職がうまくいかなかったとき、
仕事が続かなかったとき、
いつも、「合唱」は続いているから、いつかは仕事も続くようになると、
ずっと心に念じていた。

そして今の仕事をはじめて、４月で３年目突入!!
もしかしたら、来年度以降、非常勤講師になるかもしれないけど、
それでも、残ろうと思えば、残れるようにはなったから、嬉しさひとしおだ。

音楽で生きていく大変さも、身にしみるほどわかった。
それだけで食べていける人は、ほんのひとにぎりで、
あとは、普通に仕事しながら、演奏依頼があったときに、
演奏をするらしい。だから土日もないらしい。
体力も時間もある人だったら、それでも何とかやっていけるし、
その間にチャンスをつかむこともできるかもしれないけど、
そうでないと、それをやっていくのは、並大抵ではないな、
ということ、痛いほどわかった気がする。

合唱活動を通しては、本当に色々学ぶことができた。

だから、本当に感謝の気持ちでいっぱいなのです。

でも、退団の連絡をするときは、本当に手がふるえるくらい、ドキドキしました。
今まで一緒に歌ってきた感謝の気持ちを込めて、
でも続けられなくなった悲しさも。

とくに旦那には、
Ｔ混声で一緒に歌うことができなくなったことに対するお詫び、
辞める事情も含めて、命がけで、伝えた。
私がＴ混声をやめることで、旦那の夢（一緒に歌うこと）を壊す。
・・・そう思った途端、
言い出すときに、辛い気持ちでいっぱいになりました。

長ければ長いほど、辛いのです・・・・。
辞めるのが。

７年間、決して長いとはいえないのですが、
とにかく、よい思い出も、辛い思い出も、Ｔ混声の思い出アルバムの中に、
たっぷり詰まっているのは確か。

そして、社会と私をつなげる大きな役割も果たしてくれました。

本当に感謝の気持ちを込めて、
３月末まで、精一杯頑張りたいと思います。