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テーマ:なんでも実験♪(51)
カテゴリ:理科教育☆
皆さんは、石灰水をご存知でしょうか?
そうです。 理科では、二酸化炭素に反応して、白い沈殿を起こす薬品として使われています。 水酸化カルシウム(CaOH2)を、水で溶かした上澄みが、石灰水です。 そのときにも、とけ残った水酸化カルシウムが、下に沈殿して残ります。 石灰水は、もともとは透明なものですが、 今回使おうとしたら、すでに白い沈殿がたくさん。 私はずっと、 「水酸化カルシウムのとけ残りが、結晶になったために、沈殿ができたのかな?」 と思い込んでいました。 でも、とある先生に教えていただいたことをきっかけに、 「その考えは多分間違いかな?」と思うようになりました。 その先生に、 「石灰水の中に、"空気中の"二酸化炭素が溶け込んで、沈殿を起こしたんだよ」 といわれて、なるほどと思いました。 つまり、 水酸化カルシウムと二酸化炭素が反応して、 炭酸カルシウムの白い沈殿ができたということ。 その白い沈殿は、炭酸カルシウムのことでしょう。 炭酸カルシウム(CaCO3)だとしたら、酸に溶けるはず・・と思って、 器具洗浄のときに、塩酸を使ったら、すぐに溶けてきれいになりました というわけで、石灰水の中の白濁は、炭酸カルシウムの可能性が高いです。 白い沈殿を起こした石灰水は、結局二酸化炭素を吹き込んでも反応も鈍く、 全部捨てて、新しい透明な石灰水と交換しました。 その結果、実験がうまくいったと、先生からの嬉しい報告も頂くことができました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.01.20 14:45:51
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