Power of dream　～いまを生きる～

今日はＭ市合唱祭。
歌った曲は、ブラームスのジプシーの歌。
ドイツ語で、しかも早口。
1曲歌うだけでものすごいエネルギーを使います。
ただ歌っているというわけではなく、集中力が必要な曲です。

午前中、お手伝い要員として、ドア係をやっていました。
演奏中は会場に入れないようにする係なのですが、
曲が終わるのを待っている間、知っている人とおしゃべりしたり、
とても楽しかったのです。

でも、その間に合唱団は別の場所で、しっかりと練習＆声出しをしていました。
この曲、声出ししないととてもキツイ曲なのに・・・・。

ドア係が終わった後、着替えする暇もなくリハーサル会場へ直行!!
10分そこらのリハーサルだけで、はたしてあの難曲を歌えるだけの声がつくれるのか？

不安だ。

そしてリハーサルでやらかしてしまいました。

最初の出だしはデリケートに入るはずだったが、
案の定、デカく出しすぎて、駄目だしを頂いてしまいました。
そのとき先生は、私のほうを向いて、
はっきりと「ここはもっと小さく入るように!!」と言いました。

「あの～発声してないんですけど～」とはっきり言ってしまいました。
発声してないのに、デリケートに入るのは無理です!!と言わんばかりに。

「すみませ～ん、10分の貴重な練習を早々止めてしまったのは、私のせいです。」
と内心思いながら、自分の声のでかさを改めて思い知らされました。
（声でかいって、そういうときにソンするんだよね～。）

リハーサルが終わってから、食事をして、着替えをしました。

本当は中に入って聴いていなくてはいけなかったんだけど、
食べてる暇もなかったので、みんなが聴いている間にゆっくり食事をさせて頂きました。

聴きたい合唱団の曲を聴いて、
それからトイレで着替えて、ロッカールームを使わせて頂いて・・・。
本当は地下の控え室で着替えなければいけないのだが、
あえてそこは、楽させて頂きました。

やっと落ち着き、みんなと合流しました。

そしたらトイレに、私の名前入りのハンガーを置き忘れてしまったことを指摘され、
急いで取りに行きました。
しっかり洗面台のところに、飾られていて、とても恥ずかしかったです。
しかも聴きたかった合唱団の一つが聴けなくて、とてもソンしました。


そんな忙しさも忘れていよいよ本番。
私たちの合唱団はトリ。
本番は、隣の人がプロだから、とても歌いやすく、ホッとしました。
おかげで、演奏に集中することができました。
先生に言われたこと・・・・、隣を聴きながら懸命に拾って歌いました。
だから大きな失敗はしてない・・はず。よかった。

あのリハのときは隣の人がいなかったから、あんな失敗をやらかしたのかな。
まだまだだなぁ、私は。と思いました。

そして終演。
最後の講評は勉強になるから、耳をダンボにしてきいていました。
今日の演奏はのど声を使っていなかったとか、
吸の練習より呼の練習を充実させるようにとか。
いつ聴いても、勉強になることばかり。
何事も上達するには、その積み重ねなんだろうな。

そしたら・・講評書いてない・・・。
バタバタしすぎて、講評を全く書いていなかったのです。
好きな合唱団の講評を書いたのですが・・・、
慌てて書いたら、もう受付が終了して、
お目当ての合唱団さんにお渡ししてしまった後ということ。
一生懸命お願いして、受け付けていただくことになりました。

でもそのあと、その合唱団のピアニスト（同じＴ混声の団員）にばったり会ったからねぇ～。
そのとき渡してもよかったな。

そんな、最後の最後までバタバタしていた、合唱祭でした。
でもそのくらい充実していたほうが楽しいかも。